福岡J・アンクラス vs SEISAOSAレイア湘南FC

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【プレナスなでしこリーグ2部】
福岡J・アンクラス vs SEISAOSAレイア湘南FC

第19節 10月5日(土)
13:00 Kick off
@名護市21世紀の森サッカー・ラグビー場

福岡J・アンクラス 2(0-1,2-0)1 SEISAOSAレイア湘南FC

マッチレポート

リーグ戦残り4試合となり、順位争いも影響する重要な試合が続くアンクラス。
今節は沖縄県名護市での開催となったアウェイゲーム。
蒸し暑さが残る沖縄の地で勝ち点を持ち帰り、次節に向け勢いをつけたいアンクラス。
試合開始前から天候が急変するなど、ピッチコンディションがどう影響するか。
注目の一戦がキックオフします。

開始1分、地元・沖縄開催でより闘志を燃やすMF平良文果がミドルシュートを放つもGK正面。
前半9分、右サイドからDF藤山眞子のパスを受けたFW村上真生がシュート、惜しくも枠外となる。
一進一退の攻防が続くも、前線から積極的にプレスを仕掛け、相手に決定機を作らせないアンクラス。
前半17分、左コーナーキックからMF平良文果が右足であわせてシュートするもGK正面。
均衡が破れたのは前半32分、遠目からの相手フリーキックが直接決まり先制点を許す。
前半37分、コーナーキックの流れから幾度となく攻め込むもゴールを割ることはできず。
同39分、相手にゴール正面まで攻め込まれピンチを迎えるも、GK暁清流がファインセーブ。
前半AT、左サイドからFW村上真生が突破し、ゴール前のFW松本百花があわせシュート。
前半最大の決定機は相手GKにあたり、ゴールポスト数センチのところで枠外に。
0-1でハーフタイムへ。

後半開始から、MF上村美月とFW小林綺那を投入。まずは同点を目指す。
開始からサイド攻撃から攻め込むアンクラス。
後半2分、DF藤山眞子のシュートは惜しくもゴール枠外へ。
終始アンクラスペースで試合が進む中、待望の同点ゴールが生まれる。
後半13分、DF藤山眞子のロングフィードをFW村上真生が走り込み、相手GKとDF陣を交わし左足でゴールへ。
1-1の振り出しに戻す。
その後も果敢に攻めの姿勢を見せるアンクラス。
飲水タイム後、勝ち越しのゴールが欲しい両チームに激しい豪雨が襲う。
視界を遮る程の強い雨が続く中、後半32分に嬉しい逆転ゴールが生まれる。
左サイドをドリブル突破したFW村上真生がゴール右隅に決め、逆転に成功。
同34分にはコーナーキックからDF柳田詩織がヘディングシュートで合わせるもGK正面。
同38分にはMF上村美月が遠目からのミドルシュート、こちらもGK正面で追加点とはならず。
残りの時間を全員で守り切ったアンクラス。2-1で試合終了し、今季アウェイ戦の初勝利を手に入れた。

リーグ残留のためには、負けられない一戦が続くアンクラス。
次節は約3ヶ月ぶりのホームゲーム、会場は大分県竹田市にある竹田丸福陸上競技場。
相手も同じく残留に向け戦うFC今治レディース。
勝利を狙う重要な一戦です。
是非会場にご来場いただき、熱い声援でアンクラスの勝利にチカラをください。

コメント

監督 河島 美絵
今回の勝利は「勝ち点3」を掴む為に1人1人が最後まで集中して勝負に拘った結果だと思います。
それぞれのポジションでしっかりと役割を果たし、上手くいかない部分が出ても選手間でコミュニケーションをとり決断出来るようになったのは3ヶ月の中断期間の大きな成果です。
試合に出場した選手、リザーブ、メンバーに入らなかった選手、スタッフ、全員で掴んだ「勝ち点3」。
次節のFC今治戦に向けて、更に気持ちを高めてトレーニングに励みます。
私たちアンクラスは勝負に拘って必ず残留します。

DF 藤山 眞子
チームとして絶対勝ち点3を取らなければならない状況で、なんとしてでも勝ち点3を取りに行こうと強い気持ちで挑みました。
前半、失点してしまいましたがそこから誰1人下を向くことなく直向きに相手ゴールに向かい、みんなで勝ち点3を取れたのはすごく大きかったと思います。
私個人としては、攻守のハードワークや1対1の甘さが目立った試合だったので、次節に向けて修正しチームとしてもまたみんなで勝ち点3取れるように準備していきたいと思います。

MF 平良 文果
今回の試合は、内容よりも結果にこだわり何が何でも勝ち点3を持ち帰るということをテーマとして挑んだ試合でした。
個人的に、沖縄開催という事もあり家族や友人、これまでお世話になった指導者の方々が観に来て下さっていたので、いつも以上に身が締まるゲームでしたが、チャンスを確実に決めきれなかったり、攻守において判断の悪さが目立つ悔しいゲームになりました。
ただ、苦しい時間帯も気を抜く事なく闘い続け勝ちきれた事はチームとして大きい勝利だと思います。
この流れを止める事なく、勝ち点を積んでいけるよう次節に向けて取り組んで行きます。