2024-25 SOMPO WEリーグ 第9節 マイナビ仙台 レディース

監督コメント

橋川 和晃監督

本日は大雨の中、多くのサポーターの皆さんにご来場をいただきました。ありがとうございました。沢山の方に選手たちの後押しをしていただいたことで、選手が勇気づけられ、躍動した試合となりました。今日は試合前に選手たちに「リーグ戦で良い流れにもっていくために、今日の試合はとても大切だよ」と伝えました。目の前の試合に選手たちは全力で闘ってくれたと思います。
序盤はマイナビ仙台レディースさんにボールを持たれる試合展開でしたが、相手が押し込んでくることを嫌がらずに「持たせているんだ」という感覚で入りなさいと事前に話していたこともあり、選手たちがよく対応してくれました。
昨季のようなセットプレーからの得点という流れを最近の試合ではできるようになってきており、カウンターに転じるところで自分たちの良い部分を出してくれたからこそ、2得点をあげられた前半戦だったと思います。
後半では、早い時間帯でのセットプレーで追加点を取ることができました。ゲームの流れをしっかり作ることを体現してくれたナイスゲームでした。

選手コメント

川澄 奈穂美選手

川澄選手は今季初得点、かつ2得点となりました。試合を振り返っていかがでしたか

試合としてはかなり押し込まれる場面もあった中で、カウンターが効くと思っていました。得点の場面も相手のパスをカットしたボールをダイレクトで滝川選手につけ、自分も追い越す形で出ていくことができましたので、文字通りのカウンターというシーンでした。その前に何度かファーサイドを狙ってクロスやシュート気味のボールをいれていたため、マイナビ仙台レディースさんのGK齋藤選手も少しファーに体重がよっていそうだったため、ニアを狙いました。雨でスリッピーだったということもあり、得点することができてよかったです。本日の試合は何としても勝利し、良い流れをリーグ戦にもっていきたいと思っていましたので、2点目が入ったことは嬉しかったですが、自身のゴールというよりも、チームに流れをもってくることができたことが一番の喜びです。

昨季の強みでもあったセットプレーからの得点が直近の試合でみられています。手ごたえはいかがですか

シーズンの序盤ではあまりセットプレーからの得点はあげられていなかったのですが、ここ3試合連続セットプレーから得点できていますし、1得点目の山谷選手のゴールもセットプレーの流れで2次攻撃で得点することができましたし、そこは一つ私たちの強みだと思うので、さらに磨きをかけていきたいなと思います。

次節に向けての意気込みをお聞かせください。

今季リーグ戦では初めての連勝をすることができました。前半はあまり自分たちのペースに持っていけない中でも焦れずにプレーすることができ、しっかりと得点を重ねて勝ち切ることができました。
チームもとても良い雰囲気だと思います。良い流れの中で、次週のホームゲームで強豪 三菱重工浦和レッズレディースさんを迎えて試合ができることは、今季タイトルに挑む上では大きなチャンスだと思っています。しっかりと良い準備をして挑みたいと思います。
また、本日の試合でも、サポーターの皆さんが雨の中「アルビレックス新潟レディースのサポーターここにあり!」という感じで私たちを後押ししてくださいました。本日の試合で皆さんに勝利をお届けすることができて、大変嬉しく思います。次節も熱い応援をよろしくお願いいたします!

試合を振り返って。またホームゲームでは3試合連続ゴールを決めた感想を教えてください。

チームとして連勝することができたことは非常に大きいです。複数得点で勝利できたことはチームが求めている形ですので、本当に良かったと思います。
相手のファーサイドがチャンスだとチームで確認していたので、山本選手から良いボールが上がってきたものを、決めきることができて良かったです。
(ホーム)3試合連続ゴールについては、自分ではあまり気にしていませんでしたが、来週もデンカビッグスワンスタジアムでのホームゲームとなりますので、得点できるよう頑張ります!

セットプレーについて狙いや意識したポイントはどのような点ですか。

セットプレーを考えてくれるコーチと様々話あった中で得点につながったことは良かったです。昨季はセットプレーからの得点が多かったのですが、シーズン最初の数試合では得点が入らず自分たちの強みを表現できませんでした。一点とるだけでチームの流れもかわりますので、1本1本大事にセットプレーにこだわって、自分たちの強みをより一層出していきたいです。
普段であればセットプレーでボールが来そうになかったら、後ろのポジションに戻ってしまいますが、今日は得点できる感覚があったので、ファーサイドでセカンドボールを狙っていました。得意な形で良いシュートになったと思います。
後ろのポジションの選手が一番全体が見えているので、しっかりとコーチングしあい、自分たちのペースにもっていけるよう、引き続きプレーしたいです。

無失点で試合を終えられたポイントは、

ディフェンスやゴールキーパーだけなく、全員で身体を張って守ったシーンもあったので、新潟らしい堅守が戻ってきたなという感覚は掴めています。良い部分は維持していきたいです。
最後の際のところをやらせないことについては、チーム全員で意識していて試合でも表現できるようになってきていると思います。
DFとしては、失点しなければ負けることはないので、無失点で終えることを目指したいです。得点面においてはセットプレーから攻撃のスイッチを入れることができるので、これからも得点に関わっていきたいです。