日本代表 VS オランダ

日本代表 VS オランダ

日本代表スターティングメンバ
GK 21 山下杏也加
DF 3  鮫島彩
DF 4  熊谷紗希
DF 20 大矢歩
DF 23 市瀬菜々
MF 7  中島依美
MF 10 阪口夢穂
MF 12 猶本光
MF 15 籾木結花
FW 11 田中美南
FW 13 菅澤優衣香

GK 池田咲紀子選手が出場予定だったが、試合前の練習時の負傷により、山下選手がスターティングメンバーとなった。

4月のアルガルベカップでは、退場者を出して10人となったオランダに後半ロスタイムに点を許して負けてしまった。オランダ相手に嫌な印象が残る日本代表。今回は相手敵国に乗り込んで、前回の屈辱を晴らしてもらいたい。

試合開始
前半4分、敵陣中央で猶本選手がボールを持ち込む。相手のプレスによろけながらも、中央に寄せている中島選手にスルーパスを通す、中島選手はフリーとなり、身体を開きながら、右足を振り抜くが、死角からデシレー・ファンルンテレン選手が伸びのあるスライディングで中島の右足をブロックをする。
オランダは右WGのファン・デ・サンデー選手が縦に突破をしかけ、中央のミィテーマ選手にあわせようとするが、鮫島選手と中島選手のINACコンビが挟み込み、突破をとめる。
前半12分、敵陣中央付近でドリブルでボールを運ぶ籾木選手から、横から飛び出してきた猶本選手につなぎ、ミドルシュートを打つが枠の上を飛んでしまう。
前半14分、熊谷選手が、DFラインの裏にロングボールを出し、裏を抜けた籾木選手がループシュートを狙うがポストの上を超えてしまう。
オランダは中盤を省いて、前線の3人でゴールを狙うので中盤にスペースが空く。コンパクトに人数をかけてサッカーをしたい日本の守備を翻弄する。反対に日本はスペースが空いている分、猶本選手、阪口選手が溜めを作りサイドから、攻めるが一回り大きいオランダの伸びる足にボールが引っかかってしまいシュートが打てない。
前半は両者チャンスを作るも決めきれずに終了。
後半、高倉監督は選手交代をしないで、先発メンバーのまま後半戦開始。
後半5分、日本はこの試合初めてのCK、中島からのニアサイドの菅澤選手の頭に合わせるが、ゴール枠に入らない。菅澤選手この試合唯一のチャンス。
後半12分、日本代表は選手交代、猶本選手に変わり中里優選手、菅澤選手に変わり横山久美選手がピッチに入る。
後半14分、熊谷選手が自陣でボールを持つ、それに連動して中里選手が右サイドに流れ、中央にスペースを作り、熊谷選手から、ボールをもらった阪口選手が中里選手が空けたスペースにパスを出す。阪口選手からもらったボールを左へドリブルすると見せかけて、反転して右足のミドルシュートがゴール右上に決まる。
パスをだした阪口選手も驚くスーパーゴールがきまる。
中里選手と横山選手投入以降は、日本は人数をかけて積極的に攻め込むが、オランダの3トップがフリーになり、鮫島選手が1人で2人のカバーに入る場面が増える。
後半24分中島選手に変わりに長谷川唯選手が投入
オランダは後半26分ファンデサンデン選手が右サイドからクロスを上げ、マルテンス選手がジャストで合わせるが、GK山下選手がファインセーブ、右手一本でボールを弾く。
後半33分には籾木選手に変わり隅田凜選手が投入
後半37分は負傷した市瀬選手に変わり高木ひかり選手が投入
その後、両チームともチャンスを作れずに試合終了。

オランダ代表
・DFラインが高く、中盤のプレスが早い。身体が大きく、死角からのスライディングで日本のチャンスを何度も潰していた。攻撃はロングボールでファン・デ・サンデー、ミィデーマに合わせて、最後は1vs1で勝負してシュートに持ち込む。

日本代表総評
■選手采配
・本日のスタメンはリーグ戦で活躍しているメンバーがメインのように見える。高倉ジャパンで結果を出している中里選手、横山選手、長谷川選手がベンチスタートで2トップはリーグ戦得点ランキングの2人だ。アルガルベ・カップでは前半終了後に選手交代をしている高倉ジャパンがこの試合では選手交代しなかった。
高倉監督が試合前に後半開始時に選手交代を考えていたと思われるのは左MF中島選手、DMFの猶本選手、FWの田中選手。高倉ジャパンで何度か出場機会を与えているが、リーグ戦のような活躍を代表戦では見せられていない選手だ。この試合では猶本選手は攻守で積極的にボールに絡むプレイをして、攻撃時もゴールを狙う姿勢を見せていた。普段は周りを見ながら、チームのバランスをとるプレイをするところをボールへファーストアッタクしていき、アピールに成功していた。
中島選手も3,4月の代表戦ではチャンスに繋がるプレイに絡めなかったが、この試合では左サイドでの出場で同じINACの鮫島選手を使ったプレイや田中選手へのスルーパス、自ら飛び込む動きなので、攻撃時の要になっていた。また攻守の切り替えが早くボールを奪われたあとも奪い返しに行くプレイが早かった。
田中選手もゴールは決められなかったが、ゴールに向かう動きがよく見れていた。ただ田中選手の強引に突破するプレイや無理矢理シュートを打つ動きを代表でもみたい。
今回の収穫選手は大矢選手、横山選手、市瀬選手だろう。
大矢選手はなでしこジャパンでメンバーを固定できなかった右SBのポジションで高いパフォーマンスを見せた。
また、市瀬選手はコスタリカ戦で熊谷選手とのCBがハマっていたが、この試合でもオランダ相手に無失点に抑え、2試合通じて高いパフォーマンスを見せていた。負傷の影響で次戦の出場はできるのか?
横山選手はこの試合も難しいシュートを決め、代表戦での勝負強さを見せた。
反対に菅澤選手が良いところが見せられずに交代してしまった。

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