EAFF E-1 1回戦 日本 VS 韓国

EAFF E-1 1回戦 日本 VS 韓国

ポジションレビュー

■DF
CBの2人がINAC神戸の鮫島彩選手と三宅史織選手,
右SBに大矢歩選手、左SBに万屋美穂選手という布陣。
熊谷紗希選手が欠場のため、CBには鮫島選手が入ったと思われる。三宅選手は長野の試合から日本代表に安定して呼ばれるようになっており、CB間の距離間がよく今日の試合も中央から大きく崩されることはなかった。また鮫島選手は攻撃している時のDF陣の統率が上手く、最小限の人数構成でカウンター対策を行っていた。結果としては2失点をしたが、相手にあまりチャンスを作らせなかった。
両サイドバックの裏を突かれるシーンは何本かあったが、サイドバックを上げる日本のシステムでは多少はしょうがないようにも思える。
ただ、この試合も2列目から飛び出してくる選手をフリーにしてしまうシーンが何度かあり、MFの選手への指示だしやチームとしてのルール決めが必要に感じる。

3鮫島彩選手
守備陣の統率と1VS1の強さを見せていた。また、カウンターを喰らう前に上手くファウルをして、相手の攻撃を止めていた。GK池田選手との連携ミスで前半16分にピンチを招いていたが、比較的安定していた。
万屋選手にポジショニングの指導しているシーンが何度かあった。また、裏を狙われたボールの対処が上手く、裏をとられずに対処していた。

23 三宅史織選手
攻撃の組み立てでチームに貢献をしていた。前線へフィードをしたそうにしている場面が何度かあったが、近くの宇津木選手に出して無難な選択をしていた。少し遠慮しているように見えた
後半にクリアミスをしてピンチを作ってしまったが、ポジショニングが良くボール奪取も多く決まっていた。また、攻撃でも2点目のアシストとなるコーナーキックからのヘディングパスでチームに貢献した。この大会で活躍することで代表でのポジションを確立できるだろう。

2大矢歩選手
裏を突かれるシーンやオーバラップのしかけが小さく中途半端なシーンが目立ってしまった。裏をとられるのはしょうがないので、仕掛ける時は思い切って仕掛けて欲しい。
この試合では厳しい評価になってしまう。ただ、高倉監督からの期待を感じる選手なので、チャンスをもらえているうちにチームに溶け込んでほしい。

20万屋美穂選手
長谷川選手や中島選手との連携が取れており、よく左サイドの攻撃や守備で貢献をしていた。万屋選手がサイドに開くことで長谷川選手が中に入れたり、
万屋選手がオーバーラップすることで、DFを引きつけて中央にスペースを作ることができていた。攻撃時の中盤の選手とのコンビネーションはいいが、守備時にMFの選手が下がってきた時に自分のポジショニングを見失う場面が何度かあったのが気になる。またプレスを掛けに上がったところ裏を突かれるシーンも何度かあった。まだ高倉ジャパン不動のメンバーにはなれそうにない。

22高木ひかり選手
後半は韓国が日本の左サイドから攻める機会が多く、セカンドボールを拾われるシーンが目立った。途中出場した高木選手には積極的にセカンドボールを拾ってほしかった。
失点シーンでは韓国の10番との距離を開けすぎて、プレッシャがかかっていない状態で良いクロスを上げられてしまったように見える。

■MF
コンパクトにプレスをかけた守備をしており、ボールの組立時も最終ラインまで下がってパスコースを増やす動きをしていた。また攻守の切り替えが早くサッカーの展開が早かった。前半はなかなかシュートシーンを作れなかったが、
後半からは攻撃を左右に広く展開して、シュートシーンを作れていた。前線からの守備で相手チームにプレッシャーをかけていたが、2列目からの飛び出す選手についていく動きは乏しかった。

20 阪口夢穂選手
攻撃の組み立ては宇津木選手に任せて、この試合では自由に動けているように見えた。フリーで受けた際には精度の高いボールを前線に入れたり、自ら相手の裏を狙う動きで何本かシュートを打っていた。宇津木選手とのダブルボランチはイマイチ機能していない試合が多かったが、この試合では宇津木選手との距離感もよかった。

6宇津木瑠美選手
CBがボールを持った際にはボールを貰いにいく動きをしていた。
ただ、受けたボールを上手く展開することはなかった。
守備では1VS1での強さやパスコースを読む動きが良く、カウンターのチャンスを何本も作っていた。DFとMFとの連携の橋渡し的なプレイを求める。

17長谷川唯選手
ドリブルのキレがよく、ボールが収まっていた。また、万屋選手と連動して左サイドからチャンスを作っており、1点目のシーンはキレイに左サイドを崩した。後半、中央でのポジションになってからは、縦横無尽に顔を出すようになり、攻撃時のボールの納め先となっていた。また前線の高い位置からアグレッシブにプレスを掛け、韓国のビルドアップを潰していた。

5櫨まどか選手
ポジショニングがよく前線でのパスコースを増やす動きをしていた。対人で負けているシーンが目立っていた。球際の強さがもう少しほしい。

7中島依美選手
2得点に絡む活躍で勝利に貢献。後ろから走り込んでスペースを作る動きが上手く日本の攻撃にリズムを与えた。また、ボールを受ける際には何度も走り直しをして、ボールの出し手との呼吸をあわせていた。攻撃面では外せない選手になってきている。

■FW
2トップの二人が互いに得点をして、決定力の高さを見せてくれた。ただ、FW同士で崩すシーンや周りと連携して崩すシーンも無く、攻撃が点となって終わるシーンが多かった。

8岩渕真奈選手
試合終了間際まで、前線からプレスをかけて豊富な運動量を見せた。得点シーンも集中力の落ちる時間だが、落ち着いてDFを外してから冷戦にシュートを決めたのはお見事。ドリブルで切り込んでも孤立するシーンが多かったので、もう少し他の選手との連携を強めてもらいた。

11田中美南選手
先制点のシーンではファーに流れながら、ニアサイドにヘディングして綺麗にゴールを決めた。
少ないチャンスを決めきった事は評価できるが、もう少しシュートシーンを作って貰いたい。

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