天野紗選手 AFC U16女子選手権タイ2019優勝報告会を行いました

10月2日、U-16日本女子代表の天野紗選手(INAC神戸レオンチーナ)が、AFCU-16女子選手権タイ2019(9/15~9/28)から帰国し、U-15とU-18のアカデミークラスへ優勝報告会を行いました。


天野選手は、9月15日から始まったAFCU-16女子選手権タイ2019で初戦のオーストラリア戦(0-0)こそ体調不良でメンバー外となったが、第2戦バングラディシュ戦(9-0)からスタメンで出場。第3戦タイ戦(8-0)では、大会初ゴールを決めてグループ首位で決勝トーナメント進出に貢献しました。

そして、来年2020年にインドで開催されるFIFAU-17女子ワールドカップへの出場権をかけた準決勝、中国戦を2-0で勝利すると7大会連続7度目となるU-17女子ワールドカップの出場の切符を掴み、決勝進出を果たす。北朝鮮との決勝では前半9分にPKを与えてしまい失点を許すが、19分に天野選手が長い距離を走ってパスの落としを受けると「絶対に決める!と思ってしっかりと(ゴール左すみを)狙いました」と同点ゴールを決め、続けて前半23分に逆転に成功。そのまま2-1で逃げ切り、3大会ぶり最多となる4度目のアジア制覇を達成しました。



帰国後、優勝報告会で天野選手は、他国のボールに対する執着心の強さを実感したこと、日本はコンビネーションを生かしたサッカーで有利に戦ったことなど、大会で経験したことを話した。また決勝の失点場面では「ヘディングの競り合いでボールを落として失点に繋がってしまったので、ファーストディフェンスやカバーリングの重要性が大事だと思いました」と日頃の練習や試合でも注意しないといけないと後輩や仲間に伝えました。

コミュケーションの重要性、プレーの強度について普段からもっと高めていこうという経験にもとづいたメッセージを送りました。

今回、得られた刺激と経験をチームメイトと共有して日常のサッカーにどう繋げていくか。ここからの成長が楽しみです!