浦和レッズ後援会主催の「浦和レッズレディース-3

5日、一般社団法人浦和レッズ後援会主催の『浦和レッズレディース激励会』がさいたま市内のホテルで開催され、レッズレディースの選手とコーチングスタッフが参加しました。

初めに、浦和レッズ後援会会長の清水勇人さいたま市長からの激励の挨拶をいただいた後、浦和レッズの立花洋一代表と森栄次監督が挨拶。参加された方々へ、日ごろの感謝と今シーズンに向けた決意を述べました。

続いて、浦和レッズ後援会の田中泰三理事長から乾杯の挨拶をいただき、選手とコーチングスタッフたちは、集まったおよそ170人の後援会員のみなさまと歓談をしたり、プレゼント抽選会を行ったりして交流しました。新加入選手が登壇して行ったプレゼント抽選会では、この日、20歳の誕生日を迎えた小嶋星良にサプライズでバースデーケーキが贈られたほか、2019年シーズンの健闘を称える「レディース賞」の表彰が行われ、栗島朱里が受賞しました。

会の最後には、後援会の方から森監督とキャプテンの柴田華絵に激励の花束と応援フラッグが贈られました。そして、キャプテン4年目となる柴田が、後援会のみなさまの日ごろからの支援に対する感謝と今シーズンの意気込みを述べ、激励会は終了しました。

【立花洋一代表挨拶】
「みなさん、こんばんは。浦和レッズ代表の立花でございます。本日は、このようなレッズレディースの激励会にお招きいただきまして、誠にありがとうございます。日ごろから、後援会の方には、試合のときも練習のときも、本当に応援をしていただいて、我々レッズレディースは、本当にみなさんのおかげで戦えている実感を持っています。

昨年は、森監督をお招きして、最初のシーズンでした。もちろん、我々、クラブ一同、すごく期待をして森監督を招いたわけですけど、結果を見て、我々の期待以上のサッカーを見せてくれたのではないかと思っています。これは、みなさんもスタジアムで実際に選手たちのプレーを見て、今までのレッズレディースとは違う何かを感じ取っていただけたのではないかと思います。こんなにサッカーがすばらしいものに変わるのかと、私は肌で感じました。この森監督が率いる2年目のレッズレディースは、先ほど清水後援会会長からもありましたように、必ずやタイトルを獲って、みなさんに恩返しをしたいと考えます。

本日、私は、みなさんからいろいろとご支援をいただいて、やっと復旧のめどが立ちましたレッズランドに行き、選手の練習を見ました。そこで感じたのは、やはり、大きく変化しているレッズレディースの選手の成長です。一人ひとりが自信を持ってプレーしているだけではなく、コミュニケーションを取り合って、練習をしている姿を見て、本当に変わったなと感じました。必ずや今シーズンは、タイトルを獲ってくれるという確信を持ちました。みなさんの応援、サポートあっての浦和レッズレディースです。今年のリーグ、リーグカップ、皇后杯では、昨年の悔しさを忘れることなく戦ってまいりますので、より一層の温かい熱いサポートをよろしくお願い申し上げます。ありがとうございます」

【森栄次監督挨拶】
「こんにちは。昨シーズンに続いて、今年もやらせていただきます。昨年は、選手の名前をよく分からずにスタートしましたが(笑)、どうやっていこうか試行錯誤しながらやっていました。でも、思った以上に選手がついてきてくれて、非常にうれしかったシーズンです。結果が伴えば非常に良かったですけど、まあまあの成績でしたが、満足はしていないです。満足はしていませんが、今年、こうやって社長もプレッシャーをかけてくれるので、非常にうれしく思います。そういうプレッシャーのない中でやるのではなく、プレッシャーのある中でできたら、これは良い環境だと思っています。選手は、昨年よりは人数が増えて、非常にいいと思います。先ほど社長も言ってくれていましたが、練習風景、試合のときもそうですが、非常に選手同士でコミュニケーションを取ってくれて、最初のころには多分なかったような雰囲気、感じです。ただやらされているだけのサッカーというよりも、自分たちで考える、ということをテーマにしてずっとやっています。今年も満足していませんけど、進化させたいなというところはあります。もう少しアグレッシブにサッカーができればと思っています。でも、みんな少しずつですけど、自信をつけて来てくれて、非常にうれしいです。今年は本当に勝負の年だと思っています。がんばりたいと思いますので、よろしくお願いいたします」

柴田華絵挨拶】
「このたびは、このような会を開いていただき、ありがとうございます。まず、昨年の台風19号の影響でレッズランドが被害を受けまして、その義援金をいただき、みなさま本当にありがとうございました。みなさまから日ごろそういったサポートをいただき、私たちは練習と試合ができています。本当に感謝しています。先ほどの歓談の時間に、『今シーズンは期待しているよ』という言葉をたくさんの方々からいただきました。その期待に応えられるよう、今シーズンは、絶対にリーグ優勝できるように、ここにいる、選手、チームスタッフ全員で、戦っていきますので、今シーズンもよろしくお願いします」

栗島朱里挨拶】
「私は4年間くらいサイドバックをやっていたんですが、昨年は、森監督が来てくださって、ボランチでプレーできて本当に楽しいシーズンでした。ただ、楽しいだけではなくて、本当に試行錯誤して、このチームのみんなとがんばって1シーズンを乗り越えました。その結果として、リーグ2位で終わったことが悔しかったです。久しぶりに優勝の狙える位置に行ったので、すごく充実したシーズンでしたけど、悔しかったです。でも、この賞をいただけてとてもうれしいです。昨年が2位だったので、本当に今年は優勝するだけだと思っています。この賞をいただいたことに恥じないように、今年はもっともっとがんばりますので、今シーズンもサポートをよろしくお願いいたします」