レッズレディース、大滝麻未加入会見

28日、レッズランドクラブハウスで浦和レッズレディースに新加入のFW大滝麻未の加入会見が行われた。冒頭、山道守彦強化本部長からは「実力は折り紙つきの選手。リヨンから日本へ戻るという状況の中で、『浦和でやってみたい』という言葉をいただいた。今の苦しい状況を打破できる力としてレッズレディースに来てほしいという話をしたところ、快諾していただいた」と加入の経緯が説明された。レッズレディースの背番号26のユニフォームに袖を通した大滝は、「少しでもチームの勝利に貢献できるよう頑張ります」と決意を語った。【質疑応答】(レッズレディースでプレーしたいと思った要因と、チームの雰囲気は?)大滝「要因は2つあります。1つは高校、大学時代にレッズレディースと試合をさせていただく機会があって、その若いころからレッズレディースに憧れを持っていたというのが1つです。実際に練習に参加してみて、選手のモチベーションが高く、その中で力になりたいと思いました。もう1つは、大学時代に無名の私に対してレッズレディースのサポーターの方が『是非浦和に来てくれないか』と声をかけてくださったことがありました。その経験が大きいです。そうしたサポーターの方々に少しでも喜んでもらいたいです。雰囲気は、若い選手たちが多いので、自分の役割としてもっと声を出して盛り上げられたらチームが良い方向に行くかなと思います。徐々にお互いに厳しい要求をし合ったらもっと良くなると思います」(なでしこリーグの印象は?)大滝「私自身、なでしこリーグを経験せずにフランスリーグに行きましたので、実際に肌では感じていない部分、分かっていない部分があるのですが、レッズレディースの練習に参加してみて、技術的にすごく高い選手が多いと感じましたし、一人一人が細かいことをすごく考えていると思いました。フランスにいたときより自分も考えていかなくてはいけないと思います。フランスとは違う特徴があると思うのですが、私自身すごく楽しみです」(フランスでの経験をどう伝えたいか?)大滝「レッズは若い選手が多いチームなので、チャンピオンズリーグなどを経験した選手は少ないと思います。自分の取り組む姿勢や話すことで、経験をチームに還元していくのが大事だと思います」(自身のプレースタイルとストロングポイントは?)大滝「まずは得点力なんですが、そこまでの過程としてポストプレーをしてから前に出て行くのがイメージとしてあり、そこがストロングポイントです。クロスに対してという所では、背があるのでヘディングの競り合いには負けたくないですし、こだわりがあります」(プロ契約なのか?)山道「シーズン中なので、プロでない形で生活ができるようなサポートを今考えています。4月など年度の切れ目で違う形で検討していきたいと思っています。年度の途中での加入なので、まずは今シーズンサッカーをしながら、生活をしながらという選択肢を本人にも説明し、理解してもらってこの場に至っています」(ファン・サポーターへ向けて?)大滝「大学時代に声をかけてくれたこともそうですし、日頃からレッズレディースだけではなく浦和レッズ全体を応援していただいている恩返しとして、得点という結果で貢献できたらいいと考えています。これからぜひ応援よろしくお願いします」【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】