JAライススポーツセミナーに加藤順大・梅崎司・池
11日、オフィシャルパートナー・JAグループさいたまのJA埼玉県中央会が主催する「第12回JAライススポーツセミナー」が埼玉スタジアムで開催され、浦和レッズのトップチームからは加藤順大と梅崎司が、レッズレディースからは池田咲紀子と加藤千佳がゲストとして参加し、小学1年生から6年生までの児童約100人と共に楽しいひとときを過ごした。はじめに、ごはんの大切さを学ぶことを目的に「楽しく学ぼうごはんの話」と題したトークショーがボールルームで行われた。トークショーは、ナビゲーターに浦和レッズOBの水内猛氏、アシスタントに管理栄養士の荒井恵津子さんを迎えて、4選手がそれぞれの食べ物にまつわる思い出話などをクイズ形式にして行っていった。サッカーが上手くなるために子どものころによく食べていた物として、加藤順大は「軟骨」、池田は「牛乳」と答え、梅崎はご飯がすすむおかずに「しょうが焼き」、加藤千佳は海外遠征によく持っていくものとして「しょうゆとふりかけ」をあげたが、その紹介された食物についての栄養素や効能などを荒井さんから詳しく説明された。参加者の中にはなるほどといった表情で大きくうなずく姿が多く見られた。45分間のトークショーの後は、第3グラウンドで「ふれあいサッカークリニック」が行われた。トークショーに参加した4選手に加えて、ハートフルクラブの落合弘キャプテン、城定信次コーチ、石黒琢也コーチ、伊藤健太コーチらを迎えてスタート。児童たちは1・2年生、3・4年生、5・6年生の3つのグループに分かれて、選手やコーチたちと共に天然芝の上で元気よく体を動かした。ペアやグループになって行う練習メニューから始まり、最後は選手やコーチたちと共に試合形式のゲームが行われた。一際大きな声でコーチングしながらゴールマウスの前に立ちはだかったのが加藤順大。児童にゴールを決められてがっくりと肩を落とす場面もあったが、すぐに立ち直ると再び大きな声でチームを盛り上げていた。梅崎はリズムのよいドリブルを披露して味方の攻撃をアシスト。ゴールを決めた児童には満面の笑みで応えるなどして交流を深めていた。池田と加藤千佳も、ゴールが決まったらすぐに児童のもとに駆け寄ってハイタッチを交わしながら喜びを分かち合う姿も見られた。閉会式では、選手一人ひとりから挨拶が述べられ、加藤順大は、「この楽しかった気持ちを忘れずに、これからもサッカーを楽しんでください。僕もこの楽しさをピッチで表現したいと思います。今日からご飯を食べるときは、栄養を見て、体が大きくなるように、感謝の気持ちをもって食べてください」と、食事とサッカーを楽しむことの大切さを語った。そして記念撮影が行われた後、選手たちは子供たちとハイタッチをしながら会場を後にし、その後、参加者には埼玉県産のお米と野菜で作られたおにぎりと豚汁が振る舞われてセミナーは終了となった。【加藤順大】子どもたちとは楽しい時間を過ごすことができました。こういう時の僕の役割は盛り上げることだと思っているので、その部分は今日も引き出せたかなと思います。子どもたちも元気にボールを蹴ってくれましたが、僕よりもっともっと元気を出して、これからもサッカーを楽しんでほしいと思います。【梅崎司】僕たち選手の話を交えながらご飯のことについて勉強できる機会はなかなかないと思うので、親御さんや子供たちにとってよい機会だったのではないかと思います。僕も一人の親として、子どもの成長をサポートしてあげられるようになりたいです。【池田咲紀子】子どもたちの純粋にサッカーが好きという気持ちが伝わってきて、私もサッカーを楽しむことができましたし、改めてサッカーは楽しいものなんだということを感じました。【加藤千佳】子どもたちは本当にみんな元気で、私もその元気をもらってサッカーを楽しむことができました。このような機会があったらまた次回も参加したいです。私も普段から栄養のバランスを考えて食事をとるように心掛けていますが、今回のイベントを通して子どもたちにも食事の大切さが伝わってほしいと思います。【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】