レッズレディースユース4選手、『FIFA-U-17女子ワールド
13日、浦和駒場スタジアムにてレッズレディースのASエルフェン埼玉戦の前、U-17日本女子代表として出場した『FIFAU-17女子ワールドカップコスタリカ2014』で、初優勝を飾った浦和レッズレディースユース所属のGK松本真未子、DF遠藤優、DF南萌華、MF長野風花の4選手による優勝報告会を行った。4人を代表して松本が「本日はこのような場を設けていただきありがとうございます。U-17FIFAワールドカップ優勝という結果を残すことができました。あくまでこの結果は、私たちの通過点です。将来、レッズレディースに昇格し、なでしこジャパンに選出され、なでしこリーグやワールドカップで優勝できるように頑張ります。たくさんの応援ありがとうございました」とお礼を述べた。【松本真未子】「私たちは個の力というよりチームワークの力を自信につなげて大会に臨めました。それがこの結果につながることができてとても良かったです。試合を追うごとにチームの力が増していったように思います。大会では、さまざまな選手が点を取っていたと思いますが、攻撃につながる守備という面で、守備を徹底的にやったことがとても印象的でした。自分の得意なクロスボールの対応は、だいぶできたと思いますが、守から攻に変わる一歩目のポジションとして、味方を攻撃の面で動かすところと、自分がビルドアップで正確なパスで関われたらいいなと思いました」【遠藤優】「いい結果が残せたのは、やはりチームワークだと思いますし、最後は気持ちがひとつになって勝てたと思うので、そこはすごく良かったと思います。代表では本来のポジションのサイドハーフとは異なるサイドバックでしたが、ポジションがひとつ下がるだけで見え方が違いました。サイドハーフは裏を取られてもまだ後ろに選手がいますが、サイドバックが裏を取られたらそのままゴールに向かわれてしまうので、そこはとても勉強になりましたし、大会を通して1失点だったことも今後の自信につながりました」【南萌華】「今まで携わってくれた方々にお礼を言う機会があれば感謝の言葉を伝えたいです。大会が終わって帰ってきてからは、みんな温かい言葉をかけてくれてとてもありがたかったです。大会期間中は、サッカー面だけでなく、私生活でもいろいろと指導してもらいました。サッカーではラインコントロールや1対1の対応は大会前よりも良くなっていると思いますし、いい経験をさせていただいたと思います。チームメイトとは普段から仲がよくて、食事のときはいつも同じメンバーではなく、毎回違うメンバーで食事をしたりしていたので、その辺りがチームワークの良さにつながったのだと思います。これからはチームに戻って、1対1の強さや、セットプレーのところでもっと強くしていかなければいけないと思います。また、後ろからのコーチングをもっと判断を早く行えるように意識してこれからも練習していきたいです」【長野風花】「大会が終わったらラインにたくさんのメッセージが入っていてびっくりしました。とてもうれしかったです。世界のサッカーを経験できて、自分が今まで経験できなかったことをしたことは成長につながったと思います。決勝戦に臨んだときは自分にも自信がついていて、絶対に負けないと思っていましたし、その気持ちがプレーに出たのだと思います。課題は、もっとシュートを遠いところからでも狙っていきたいですし、これからしっかりチームで活躍して、結果を残して、代表にも選ばれていきたいです」【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】