6年ぶりの優勝に向けて、約4カ月ぶりにトレーニン

11月4日、浦和レッズレディースがトレーニングを報道陣に公開しました。

勝利すれば2014年以来のプレナスなでしこリーグ1部優勝が決まる愛媛FCレディース戦を4日後に控える中、トレーニングが公開されたのはなでしこリーグが開幕した7月以来、約4ヵ月ぶりとなりました。

11月になってすっかり日が沈むようになった17時ごろにトレーニングがスタート。正木裕史ヘッドコーチが陣頭指揮を執るウォーミングアップやパス&コントロールのトレーニングでは真剣な表情で取り組む一方、ボール回しでは選手たちが明るい表情を見せ、賑やかな声がレッズランドに響きました。

ゲーム形式のトレーニングに移ると、再びチームは締まった雰囲気に。全体トレーニングの最後に行われたフルコートでの紅白戦では、両チームとも攻守に連動。攻撃ではテンポよくパスを回し、守備では前線からプレスを掛けながら、軽快さと激しさが入り混じるゲームが展開されました。

トレーニング後、森栄次監督は、「新型コロナウイルスの影響でなかなかトレーニングを公開する機会がありませんでしたが、みんなも若干緊張していたのかな」と笑顔を見せながら、「ただ、今日も『あまり気にせずにいつもどおりやろう』という話はしていましたし、今週も雰囲気は良い意味で特に変わっていません」とチームの雰囲気を伝えてくれました。

そして、「愛媛FCレディース戦はバックスタンドも開放されますし、みなさんに来ていただいた中で優勝できたら最高です。日頃お世話になっている方々に少しでも恩返しができればいいなと思っています」とレッズレディースを応援する方々へメッセージを送っていました。

2020プレナスなでしこリーグ1部第16節愛媛FCレディース戦は8日(日)14時に浦和駒場スタジアムでキックオフします。