第5回なでしこ交流戦レポート(2月18日)
「無失点試合!」ジェフレディース対ノジマステラ戦(1○0)第5回なでしこ交流戦in千葉の2日目。今日18日(木)、午後3時からの対戦相手はノジマステラ神奈川です。カテゴリーが違う相手とは言え決して油断はできません。右サイドバックとしてスタメン出場した若林美里選手も前線にパスを入れます。この日も1トップとしてプレーをした小澤寛選手。「昨日は裏に抜け出すことが少なかったので、自分が抜け出してスペースを作ることを意識してプレーをしました」と話すと「(交流戦では)ボールをトラップする部分や相手を背負いながら前を向くこと、ゴールに絡んでいきたいです」と続けました。一進一退の攻防が続く中、試合の流れを引き寄せたのはジェフユナイテッド千葉レディースでした。35分、鴨川実歩選手がゴール前約20メートルの位置からミドルシュートを決めて先制します。「狙っていた」(鴨川選手)と思い切りの良さが得点に結びつきました。チームのアンカーとして、相手の選手を潰し、危険なスペースを作らせない瀬戸口梢選手。「今日は、自分の前にいる選手を動かすことを意識してプレーをしました。(守備で)ボールを取る所がハッキリし実践することができたと思います」とチームの共通理解が深まっていることが伺えます。後半に入ると両チームがカウンター合戦の様相を見せます。西川彩華選手は、運動量を落とすことなく攻守に渡り、中盤で奮闘します。「運動量を求められるポジションなのでもっと強化したい。これからはロングシュートを枠に入れることを狙っていきたいと思います」(西川選手)。三上尚子監督は「守備では奪い切るところ、全体的に運動量をとりながらいけている場面や時間帯がありました。しかしプレスがかからない時間帯もありました。攻撃に関しては、昨日よりも流動的に裏を狙える部分が出てきました。疲労が残る中でやりたいことはできてきていると思います」と総括してくれました。試合は、ジェフレディースが1点を最後まで守り切り勝利を収めました。この日に出た課題をしっかりと修正し、チームは明日の戦いに挑んでいきます。なお、明日19日(金)は、午後3時から稲毛海浜公園(千葉市美浜区)にて浦和レッズレディース戦が行われる予定です。□協賛企業各社市原マリンホテル、内房薬湯健康センター、、、、ホテル・ソガ・インターナショナル、八幡第一ホテル□後援市原市