ヤングなでしこ(U-20日本女子代表)メンバー選出

8月2日、『FIFAU-20女子ワールドカップジャパン2012』に臨む、ヤングなでしこ(U-20日本女子代表)メンバーに選出された、浦和レッズレディース池田咲紀子坂本理保和田奈央子藤田のぞみ柴田華絵猶本光が、レッズランドクラブハウスにて記者会見を行なった。藤田のぞみ「今回、ワールドカップのメンバーに選ばれて、すごいうれしかったですが、同じレッズレディースの中でも、代表候補まで一緒にやってきてメンバーに選ばれていない選手もいますし、ほかのチームにも今まで一緒に合宿を積んできて、選ばれた選手もいれば、選ばれていない選手もいます。そういうみんなの思いをしっかり心に刻んで、1試合1試合戦いたいと思います」猶本光「今回、U-20のワールドカップのメンバーに選ばれて、すごく光栄に思います。日本開催ということで、たくさんの方に見ていただけると思うのですけど、女子サッカーをもっと知ってもらえるように、私たちもなでしこの先輩に続けるように、頑張りたいと思います」坂本理保「U-20ワールドカップのメンバーに選出していただき、大変光栄に思います。今回、私は選ばれましたが、選ばれていない選手や、今まで一緒にアジアから戦ってきたメンバーもいるので、その選手たちとも一緒に戦っている気持ちで、1試合1試合しっかり準備して戦っていきたいと思います」池田咲紀子「今回、U-20ワールドカップのメンバーに選ばれて、とてもうれしいです。私自身、GKというポジションなので、この大会を通じて、無失点で終われるように、頑張りたいと思います」柴田華絵「U-20ワールドカップのメンバーに選ばれてとても光栄に思っています。日本開催ということで、プレッシャーもありますが、その分、たくさんの方に応援していただけると思いますので、レッズの代表として、日本の代表として頑張りたいと思います」和田奈央子「U-20ワールドカップのメンバーに選出していただき、とても光栄に思います。私は直前でケガをしてしまったのですが、周りの方に支えていただき、この大会に間に合わせることができました。そういう、周りの方々の支えやサポートに、本当に感謝しながら、全力で一戦一戦戦っていきたいと思います」【質疑応答】(ピッチではどういうプレーを出したいと思っていますか?)藤田のぞみ「まずは見ている人が楽しいとか、何かが伝わるものがあるように、気持ちを前面に出してやるというのと、個人的には得点に絡むプレーと、相手の攻撃の芽を摘むということをやって、チームに貢献したいと思います」猶本光「私は負けず嫌いだと思っているので、それを前面に出してプレーしたいと思います」坂本理保「私は、強い気持ちを持って、無失点で大会を終えられるように頑張りたいと思います」池田咲紀子「チームが良いときでも、流れが悪いときでも、後ろから声を出して引っ張っていくようにしたいと思います」柴田華絵「気持ちを前面に出して、やっている側も見ている側も、楽しめるようなプレーをしたいと思います」和田奈央子「私はディフェンスなので、まずは無失点で終えられるようにしたいですし、積極的に攻撃にも参加して得点にも絡んでいきたいと思います。そして、見ている人たちに気持ちが伝わるようなプレーを出していきたいです」(なでしこジャパンが今、ロンドンオリンピックで戦っていますが、そのなでしこの中で、参考にしている選手や、参考にしたいプレーなどがあれば教えてください)藤田のぞみ「チーム全体として、みんなが共通理解を持ってやっている部分はチームとして見習いたいところですし、同じチームの矢野選手はいつも練習からミスも少ないし、みんなから信頼されている選手です。矢野選手のようにはなれないかもしれないですが(苦笑)、すごく尊敬している選手です」猶本光「私は同じポジションである澤選手や阪口選手のプレーに注目して見ているので、澤選手みたいに積極的に攻撃に参加したり、阪口選手のようにしっかり守備をしながら、ボール回しの中心になったりということをしたいです」坂本理保「私はディフェンスラインの統率というところに注目していて、攻撃しているときでもリスクマネジメントがしっかりしているとか、ラインがそろっていて簡単に崩されていないところを見ています。また、熊谷選手のように個々でも負けない強さを参考にしています」池田咲紀子「私はDFの選手でも、FWの選手でも、前の選手でも常に守備のことを考えていたり、後ろの選手でも攻撃のことを考えていたりと、チーム全体が攻撃と守備のことをしっかり考えていて、全体が一つの狙いを持っていてプレーしているというのを、とてもすごいと思っていて、自分たちもそうしたいなと思っています」柴田華絵「私は前目のプレーヤーですが、なでしこの前線の選手の、攻撃のコンビネーションなどに注目していて、攻撃だけじゃなく守備がすごくチームでできているなというところがあるので、そこを見習って、意識を高くやっていきたいと思います」和田奈央子「私は同じチームの矢野選手の粘り強いディフェンスであったり、良い状況判断の部分を見習っていきたいと思っています。この前のオリンピックでの試合でも、矢野選手がサイドバックからミドルシュートを放ったりと、積極的な攻撃参加も見習えるところなので、矢野選手を見習っていきたいと思います」(代表して猶本選手にうかがいたいのですが、なでしこジャパンに続くように、と話していましたが、まず今のなでしこジャパンの戦いぶりをどのように見ているか、あとは自分たちがこの大会でどういう結果を求めていくのかというところを教えてください)猶本光「大会前のフランスとの親善試合に比べて、すごくチームとしてまとまっているなと、初戦を見て感じたので、私たちもまだ少し時間があるので、初戦までにはしっかり、もっとチームとして組織として戦えるようにしていかなければいけないと思っています。大会ではもちろん、優勝を狙いたいと思います」【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】