WE-リーグプレシーズンマッチ-マイナビ仙台戦-試合

WEリーグプレシーズンマッチvsマイナビ仙台レディース試合後楠瀬監督コメント

【楠瀬直木監督】


久しぶりのフルタイムでの真剣勝負でした。様子を見て入ったつもりでしたが、選手たちは仕掛けを早くし、早く点を取りたいと思っていたように感じました。かなり激しい攻防もあり、見応えがあったと思いますが、レッズレディースとしては、もう少しボールを動かしたかったという思いもあります。想像以上にマイ仙台のDFが固く、プレッシャーが強かったので、今後も強化していきたいと考えています。もう少し強度を上げていかなければ行けないのかなとも感じました。その中でも1500人を超えるファン・サポーターのみなさんが来てくださったので、次も見たいというような試合にしていかないといけません。その意味でも「もう1点」というところで、ゴール前にこだわった戦いをしたいと思います。

(試合感が欠けていたという部分もあったと思います。例年にはないスケジュールの中で、新たに気をつけている点などがあれば教えてください)
「代表に呼ばれたメンバーが多かったので、その選手たちのコンデションとそうではないメンバーのコンデションを合わせるのに気を使っている部分があります。先週キャンプを行い、そこで代表メンバーとみんなが集まってトレーニングができたので、今までやってきたことを合わせることができました。もう少しできるかなと思いましたが、少し足りなかったのかなという思いも正直なところです。代表に入っていない選手たちの強化をもう少ししていくことも必要かなと感じています」

(猶本選手が負傷でピッチを去りましたが状況を教えてください)
「私たちも心配していました。今はアイシングをしていますが、次の試合に響くことはなさそうです」

(浦和駒場スタジアムでの初陣となりました。率直なお気持ちを教えてください)
「初陣でしたが、試合内容が思っていたところまではいけていないという実感が残っています。もう少しできてもいいのかなとふがいない気持ちもありますが、いろいろなことが見えた試合です。その面でも、スタッフみんなで整理をして、チームみんなでいい準備をして。WEリーグ開幕までに積み上げていきたいと思います」

(1500人以上のファン・サポーターが来場した中での試合になりましたが、ホームゲームの雰囲気などはどのように感じましたか)
「温かい目で見てくださっていることも感じましたし、こんなに多くのみなさんに来ていただけることに驚きましたが、WEリーグが成功するためには、これが2000人、3000人になっていかないといけません。その意味でも、みなさんが「もう一回見たい」「また来たい」と思うようなゲームにできるのだろうか、「またこの選手を見たい」と思うようなプレーをできるのだろうかという点は、私たちがしっかりと取り組まないといけない点です。サッカーの質も大事ですが、多くの人を呼べる結果にしないといけないですし、逆に気が引き締まる思いを感じました」