レディース、ミャンマー女子代表と交流

2日、レッズランドにて浦和レッズレディースがミャンマー女子代表とトレーニングマッチを行なった。ミャンマー女子代表は9月1日~9月10日(月)まで滞在し日本サッカー協会が招聘し、三菱グループのCSR活動のもと、大阪でトレーニングキャンプを行なっている。今日のトレーニングマッチはその一環として、レッズレディースとの対戦が組まれた。晴天の中、9時30分に試合はキックオフ。山郷のぞみ矢野喬子荒川恵理子らが出場した前半、優勢に試合を進めるレッズレディースは、20分に堂園彩乃が左足シュートを枠内左隅に収めて先制。さらに1分後には再び堂園がヘディングシュートで追加点を奪った。大きくメンバーを入れ代えて臨んだ後半。55分に吉良知夏、58分には後藤三知がそれぞれ右足で得点。さらに59分には庭田亜樹子がヘディングでゴールを挙げた。この時間になると、雷鳴が響き、急速に天候が悪化。そして78分、荒天のため試合は中止となった。12時からはレッズランドクラブハウスにて、ミャンマー女子代表への寄贈式典が開催され、レッズレディースからは村松浩監督、山郷、柳田、矢野が参加した。冒頭、田嶋幸三JFA副会長による挨拶があった後、今回の活動への協賛企業(三菱グループ)を代表して、三菱重工(株)取締役常務執行役員の菱川明氏も登壇した。その後、ミャンマー女子代表へ協賛企業から練習用具の贈呈があり、JFAから派遣され監督を務めている熊田喜則氏へ、浦和レッズのユニフォームとスパイクの寄贈が行なわれた。記念撮影の後は歓談の時間に。山郷、矢野、柳田はそれぞれ、サッカーをしている環境や、習慣などについて、ミャンマーの選手たちに尋ねていた。最後に橋本光夫代表が挨拶。ミャンマー女子代表に対して、エールを送り、これをきっかけに親交を深まることを願い、今後の健闘を大いに期待する旨の言葉を贈った。締めくくりに、ミャンマー女子代表の選手たちは日本語で「アリガトウ」とお礼。一同、笑顔となり盛況のまま、レセプションは終了となった。矢野喬子「普段はなかなかできない相手と練習試合ができて、いい経験をさせてもらいました。日本でやるのとはまた違うサッカーを経験することができましたし、こういう機会を与えてもらったことに感謝したいと思います。レセプションでは、サッカーをしている環境などについて話を聞かせてもらいました。自分たちが普段、サッカーをしている環境というのは恵まれていると改めて感じましたし、もっと頑張らなくてはいけないとも感じることができました。言葉は通じなかったですが(苦笑)、とても笑顔がすてきなチームでした」【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】