横山 久美選手 1.FFCフランクフルト期限付き移籍記者会見を行いました

本日5月3日のINAC神戸戦終了後、FW10横山久美選手のドイツ・女子ブンデスリーガ1部「1.FFCフランクフルト」期限付き移籍についての記者会見を行いました。【横山久美選手冒頭挨拶】この度、エルステン・フラウエン・フッスボールクラブ・フランクフルトに移籍することになりました。シーズン途中ながらも背中を押してくれたチーム関係者やスタッフの皆さん、そしてこの事を聞いて声をかけてくれたチームメートに感謝していますし、すごく今の自分が恵まれた環境にいるんだなと改めて感じています。ドイツに行って未知の世界で、言葉も人も何もわからない状況ですけれど、自分の限界に挑戦して一回りも二回りも大きく成長して帰ってきたいと思っています。【横山選手への質疑応答】-海外志向になったのはいつごろですか?「小さいころから自分がこうやって海外への道を拓けると思っていなかったので、長野に来て監督の下でプレーしてきたことでこの道を拓けたのかなと感じています。ここ2、3年でいろいろなチャンスをつかんだことが大きかったと思います」-目標とする選手、目指すところはありますか?「尊敬している選手は宮間(あや)選手です。そして、新たな世代のなでしこジャパンでもう一度世界一をとりたいと思います」-海外移籍にあたっての葛藤などはありましたか?「悩みはたくさんありましたが、誰もがこの道に行けるわけではないですし、与えられたチャンスをつかみたいと思ったので、行くことを決断しました」-フランクフルトに決めた理由は?「12月に練習へ参加させていただき、何チームかある中で一番に声をかけてくれたチームでしたし、チームメートも楽しい人というか日本や私に対して興味をもってくれていたので、そういう部分で決断しました」-フランクフルトへの練習参加時に感じたクラブの印象を教えてください「いろいろな国の代表の選手たちもいますし、すごくレベルが高い中で日々の練習ができるというのは感じました」-長野での一番の思い出について教えてください「これというものは挙げられないのですが、1年目と今を比べると本当に環境が変わったと思いますし、自分たちの結果次第でここまで来られるのだと感じました。ただ、今の環境に甘えてはいけないですし、もっともっとよくするためにも自分たちが結果を出さなければならないとすごく思いました」-日本代表でも中心選手として活躍していく中で、ドイツで身につけたいものはどういったことですか?「それを踏まえさせていただき、自分が一回りも二回りも大きく成長したいと思っているので、全てにおいて成長するために移籍を決めました」-ドイツでの”言葉”の点についていかがでしょうか?「言葉は本当に苦戦すると思っています。現時点では誰もが知っている言葉しか知らないですが、これから頑張りたいと思います。そういう部分でサッカーだけでなく、私生活でも本当に大きな壁にぶつかると思っているので、そのために行くというのもあります」-ブンデスリーガのリーグの印象を教えてください。そして、その中でどういったプレーをしたいかを教えてください「ハイレベルな中でサッカーができるというのも感じましたし、外国人の選手は練習時にはさほどハードさを感じないのですが、試合では本当に真剣にやってくるので、試合の時は本当に熱いなと感じました。その中でも自分の得意なドリブルだったり、ゴールは狙いたいです。ただ、それだけでは通用しないと思っているので、まわりを活かせるプレーヤーにもなりたいと思っています」-今回の移籍に多くのファン・サポーターの皆さんも驚かれていると思います。長野のサポーターの皆さんにメッセージをお願いします。「まだホームで3試合残っているので、できる限り多くの方に足を運んでいただいてプレーを見ていただきたいです。そして、男子だけではなくて女子もあるんだというのも思ってもらいたいですし、長野から女子サッカーが盛り上がってほしいと思っています」