ジェフレディースU-15 農業体験レポート

ジェフユナイテッド市原・千葉レディースでは、毎年恒例となりました千葉県旭市の農業体験に今年も行ってきました。U-15の中学1年生12名、中学2年生1名が7月30日から8月3日の5日間、旭市の4軒の農家さんのお宅で農業体験をさせていただきました。歓迎式では、明智忠直旭市長、都市農漁村交流協会会長も駆けつけてくださり、旭市の魅力や激励の言葉をいただきました。



その日の午後から作業開始です。

ネギ畑の雑草取り。美味しいネギを育てるためにとても必要な作業です。猛暑の中で30分毎に休憩を取りながら行ないました。抜いた雑草を入れるカゴはすぐにいっぱいになり捨てる作業はとても大変でした。

メロン畑で収穫後のメロンの底を保護するお皿の回の作業。畑の一列一列に600枚ものお皿があるそうです。収穫したたくさんのメロンを出荷するための準備もしました。


鉢が割れていないかを音で確認してから、お花を鉢に入れ、藁を入れる作業。一つ一つ丁寧にかつスムーズに出来るよう3人で分担していました。



ミニトマトのベッドを敷く作業。ミニトマトの集荷の際のコンテナ洗い。スーパーに並ぶミニトマトの容器にラベルを貼る作業。たくさんの容器を前に黙々と丁寧に作業していました。



8月1日:午前

道の駅「季楽里あさひ」で、店頭でナシ、スイカ、メロンの販売。レジ体験、ピーマンの個装、お花のラベル貼りなど、様々な職場体験をさせていただきました。



8月1日:午後

午後、旭市の小学生36名を対象にサッカー教室を開催し、レディースの深澤選手も参加。開催までの待機中に、ドイツから来ていた卓球チームとの交流の機会をいただきました。



8月1日:夕方

夕方からは今年受け入れていただいた農家さんに感謝の気持ちを伝えるおもてなし会を行いました。



8月3日
最終日、農家さんでの活動を終えて送別式を行いました。
5日間体験の感想、農家さんの方々から激励の言葉をいただきました。

○ネギ農家 若林さん
「異常な暑さの中、嫌がらず楽しく作業する姿を見てすごく嬉しかったです。これからもみんなで力を合わせて、頑張ってください。」

○髙橋心菜選手
「普段、食べている野菜、ネギ畑の雑草を取る作業をして、とても腰が痛かったけれど、若林さんたちは毎日そういうことをやってくださっていて、おいしいネギを育てていることが分かりました。これからはこの貴重な体験を大切にして日々を過ごしていきたいです。ありがとうございました。」

○有川優来選手
「この農業体験で実際に農業や道の駅での体験を通して、普段私たちが食べている野菜や果物がお店に出されるまでに色々の努力や関わりがあることを知りました。なので、これから何するにあたっても関わって下さっている方に感謝して取り組んで行きたいです。貴重な体験ありがとうございました。」


○メロン農家 菅生さん
「5日間お疲れ様でした。メロンのお皿拾いはとても大変だったと思いますが、3人とも集中力を切らさずに頑張ってくれました。これからも怪我に気を付けて頑張ってください。応援しています。」

○栗原七奈選手
「一つ一つの作業が毎回すごく大変ですごく疲れました。それを5日間体験させていただいて、農家さんの大変さが分かりました。大変だったけど、楽しかったし、頑張れば達成感があったのでサッカーの時も努力して頑張りたいです。」

○髙松芽衣選手
「作業するときにサッカー以上に汗をかいて、すごく大変なことを肌で感じました。この体験を今後に生かして好き嫌いなく食べていけると思いました。貴重な体験ありがとうございました。」


○お花農家 椎名さん
「5日間一緒に楽しく過ごさせていただいてありがとうございました。これからいろいろなことがあると思いますが、しっかり前をみて目標と夢をちゃんと立てて進んでいけば素晴らしい人生が送れるのではないかなと思います。これからも頑張ってください。」

○春日柚希選手
「自分が分からないことを従業員の方が優しく教えてくれて自分たちのためにこんなに人が動いてくださっているのだなとすごく分かりました。これからも感謝の気持ちを忘れず、サッカーでも頑張りたいです。5日間ありがとうございました。」

○菅野向日葵選手
「この農業体験ではたくさんのことが学べました。椎名さんのご飯がとてもおいしく、お話もおもしろくてとても楽しかったです。5日間ありがとうございました。」


○ミニトマト農家 石毛さん
「ミニトマトのベッド、そのマットを敷く作業をとても暑い中一生懸命頑張っていました。お昼休憩がとても騒がしかったのでひと休み出来なかったのではと心配したのですが、5日間もってくれて助かりました。」

○増田咲良選手
「5日間作業してすごく疲れましたが、それを超えるくらい楽しめて、毎日がすごく早く感じました。この体験をこれからサッカーや生活に生かしていけるようにします。5日間ありがとうございました。」

○大塚彩希選手
「自分たちのことを一番に考えてくださって、一つ一つをとても優しく教えて下って、子供たちともたくさん遊ばせてもらったので最初の緊張も取れて、普通に話すことが出来ました。普段できない体験が出来たので良かったです。5日間ありがとうございました。」


5日間という短い時間でしたが貴重な体験をさせていただきました。人、もの、環境、いろいろなものに感謝をして、恩をいろいろなかたちで返せるような、応援していただける選手を目指して今後の活動に取り組みたいと思います。

13名の選手を受け入れてくださった農家の皆様、旭市役所農水産課の皆様、本当にありがとうございました。