9/15 大宮アルディージャVENTUS VS ちふれASエルフェン埼玉

HIGHLIGHT

監督コメント
昨季はなかなかEL埼玉に勝てなかったので、自分たちが変わったというところを見せるためにも、勢いを持って入っていこうと選手に共有しました。その中でコンパクトに守ることや少しプレスのかけ方をアレンジしていこうというところで、逆にそこを瀬戸口選手に決められてしまって、すばらしいシュートだったので少しアンラッキーだったかなとは思いますが、自分たちもゴール前にチャンスを何度か作っていたので、そこを決めきることができれば、違った展開になったのかなと思います。

後半の立ち上がりの失点についてもアクシデントだったとは思いますが、そこはみんなで声をかけ合って守り切りたかったところです。ただ2点差で中断があった中で、何が何でもホーム戦で点を取るというところで、後ろを三枚に変えて前に人数をかけました。そのうえで、選手たちはよりゴールを絶対取ってやるという気持ちを見せてくれたと思いますし、最後に一点を取れたことはポジティブなことだと思います。

ただ負けは負けなので、自分たちのその少しのスキや甘さは、詰め直さなければならないと思いますし、選手に今季スタート当初から絶対に連敗をしないという話はしているので、また次節のN相模原戦に向けて準備していければと思います。

チームとして、しっかりと2試合積み上げてきたものにまた一つ乗せていく、それを年間をとおして継続していくことを選手と試合前に共有していましたし、守備のところや攻撃の中での迫力や気迫っていうところは、今季絶対に出さなければならないと思っています。そこは今後もチームとして絶対にブラさずやっていきたいと思います。
選手コメント
リーグ開幕戦をホームで迎えられること、そして昨季一度も勝つことができなかったEL埼玉が相手だったこともあり、どんな内容でも絶対勝たなければいけないっていうのは個人として強く思ってましたし、チームとしても強い気持ちを持って臨めた試合だったと思います。

試合の入り方としてあまりいい入りではありませんでしたし、失点のタイミングや失点の仕方が少しイージーで、すんなりと決められてしまって、自分たちのミスで相手に流れを持っていかれた形になってしまったと思います。そこは今後の大きな課題として、取り組まなければならないと思います。

ゴールシーンは、(金平)莉紗さんがクロスを上げるタイミングで、あのスペースに絶対こぼれてくると思っていたので、信じて走って良かったです。

この負けを重く受け止めなければならないっていうのが第一ですが、まだリーグ戦では一度負けただけというようにもとらえられるので、絶対に連敗はなしで次のアウェイ戦は絶対に勝って、またホームに戻ってきたいと思います。そのために、しっかりと1週間かけてチームでコミュニケーションを取り、修正をして、本気で勝ちにいきます。

言葉で伝えるのはとても簡単に聞こえてしまうと思いますが、本当に皆さんの声が力になっています。自分は特にサイドでプレーすることが多いので、よく声が届きますし、最後まで走れたのは絶えず声をかけてくださった皆さんのおかげと言っても過言ではありません。ただただ感謝の気持ちでいっぱいですし、皆さんに笑顔で帰っていただくためにも勝利を早く届けたいです。
今季が4シーズン目で、自分自身新加入として入った中で、今までのVENTUSとは違うところを見せなければいけなかったのに、負けから初戦を迎えてしまったことは、とても悔しいです。まだまだ個人として課題がたくさんだなと感じましたし、ここからより厳しくやり続けていくしかないと思いました。

相手に特長を知っている選手が多くいる中での対戦がとても楽しみでしたし、試合中も楽しかったですし、だからこそ勝ちたかったという気持ちがあって、余計に悔しい思いです。EL埼玉のファン、サポーターの方にも自分の成長した姿を見せなければならないとあらためて感じました。

試合が中断し、2点を追う中で、前から積極的に行くしかなかったですし、点を取りに行くしかない状況だったので、絶対に引かずにどんどんゴールを狙っていき、点を取って、必ず逆転するということをチームの中で話して、試合に向かいました。

ゴールシーンは、試合の合間に(杉澤)海星とあのスペースが空くと話をしていましたし、相手の特長も考えたうえで、右足を狙ったらワンチャンスあるんじゃないかっていう思いで蹴り込みました。海星が諦めずに走って最後に決め切ってくれ、SB同士で点を取れたことはとてもうれしかったです。

次節は絶対に無失点で抑えたいですし、もっともっとゴールを狙っていきます。連敗は絶対にないと思っているので、次の試合は勝って、サポーターの皆さんと笑い合えるようにしたいと思います。
フォトギャラリー

(写真:早草紀子)