山下杏也加が現地紙のMOMを受賞!

UEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)グループD第3節、マンチェスター・シティWFC対ハンマルビーIFが現地時間12日に行われた。試合は、ホームのシティが2-0の勝利を収めている。この試合にスタメン出場を果たしたなでしこジャパン(日本女子代表)山下杏也加が英メディア『BBC』のマン・オブ・ザ・マッチに選出された。 前半は両チームにゴールは生まれず、スコアレスで折り返すが、後半開始早々のローラ・ブラインドキルデのゴールでシティが先制。80分には 藤野あおば に今大会2ゴール目が生まれ、シティがリードを2点に広げた。なお、この試合には、ハンマルビーの 宮川麻都 がスタメン出場を果たしており、元日テレ・東京ヴェルディベレーザの4人が先発し、日本人対決が実現。同じく反マルビーの 天野紗 は出番なしに終わった。  同メディアの採点で 長谷川唯 は「7.1」、終盤のボレーシュートなどを止めるなど無失点に抑えた山下は「7.5」でこの試合のMOMに選出され、「ハンマルビーは試合終盤に攻勢を強め、途中出場のテア・ソルボによる強烈なシュートを山下杏也加が指先で見事にセーブして阻止した」と評価された。  さらに、再三のシュートチャンスを外しつつも、追加点を奪った藤野は「7.05」をつけられた。同メディアによると、シティを率いるガレス・テイラー監督は試合後に藤野について「本当にゴールを渇望していた。いくつか素晴らしいチャンスがあり、それが彼女に大きな自信を与えるだろう」と話していたという。  シティはこれで今季無傷の公式戦10試合負けなし。UWCL3連勝で次のアウェイでのハンマルビー戦で勝利すれば、決勝トーナメント進出が決まる。