2024-25 SOMPO WEリーグ 第19節 - アルビレックス新潟レディース

監督コメント

橋川 和晃監督

本日はリーグ戦今季最多のサポーターの皆さんが来てくれました。沢山のご来場者さまの前で『アイシテルニイガタ』を歌おうねと選手を送り出しました。最後まで諦めずに選手たちが実践してくれたことに感謝したいと思います。前半からしっかりと圧をかけるという狙い通りにゴール前へ迫るシーンも多かったことは評価していますが、後半の立ち上がりでちょっとした甘さがあり失点したことは反省点です。ですがその後、交代選手を含めて最後まで選手が諦めずに勇敢に戦ってくれました。我々の6つのフィロソフィーでまず最初に「ENJOY」を掲げているのですが、選手たちには究極のエンジョイというのは自分でリスクを冒しその中で勝ち取ったものだということを日々伝えています。まさに今日はそれを体現してくれたゲームだったと思います。全員で最後まで諦めずにリスクを背負いながら、最後は山谷選手も飛び出しこぼれ球をヘディングでゴールを狙い、最後に滝川選手が決めてくれるという、自ら考え、自分の責任でリスクを負いながら成功を遂げてくれたゲームでした。

選手コメント

道上 彩花選手

サポーターと勝利の喜びを分かち合えたこと、同点に追いつくことができたゴールを振り返って

今シーズンはホームでなかなか勝利を掴めない試合が多かったので、まずは勝てたことが一番嬉しかったです。得点シーンについてはこぼれ球が良いところに来て、押し込むだけでした。しっかりと決めきることができてよかったです。

途中出場でピッチに入りましたがどのようなことを意識しましたか。

自分がピッチに立つときのミッションは明確で、点を取ることだと思っています。それをしっかりと体現できたことはよかったなと思います。最初に同じようなチャンスがあった中で決めきることができませんでしたが、得点を挙げたシーンでは同じような形の中でしっかりと振り切ることができ、得点することができました。

リーグ戦残り3試合、ホームゲームは最終節を残すのみとなりました。今後の意気込みを聞かせてください。

自分達が一つでも順位を高いところに持っていくためには勝つしかないので、勝ちにこだわって残り3試合をしっかり戦っていけたらなと思います。ここからアウェイ2連戦となりますが、まずはそこをしっかり勝ち切って、最終戦ホームでまた皆さんと『アイシテルニイガタ』を歌ってシーズンを締めくくれるように頑張りたいと思います。

滝川 結女選手

本日の勝利を振り返って

先制点を許してしまいましたが、サポーターの皆さんの声がとても自分たちの後押しになりました。今日のホームゲームは絶対に勝たなくてはいけない試合だと思っていました。自分自身もチャンスは結構あったので、得点を決めるまで最後もう1回チャンスが来ると思っていました。最後に決め切って勝利に貢献することができたことは、本当に良かったと思います。

逆転ゴールを決めた時の感想を教えてください

本当にただただ嬉しくて、すぐにサポーターの皆さんの方を見てしまいました。このまま勝って終わろうと思いました。試合中何度も同じような場所にこぼれ球がきていたので、とても良いポジショニングだったと思います。しっかり決め切ることができたのは、自分自身の成長ではないかと感じています。

本日の勝利の要因というのは、どの辺にありますか?

失点した時にも、誰も下を向くことなく前しか見ていませんでしたし、誰一人焦っている選手もいなかったので、道上選手が決めてくれた時には「今日は勝てる!」と自分自身も手ごたえを感じました。そこからの自分の追加点で勝利に大きくつながったと思います。少しでも上の順位を狙うためには、絶対勝たないといけない試合でしたし、ミーティングで監督から、多くのサポーターの方が来てくれているので、最後にみんなで「アイシテルニイガタ」を歌おうと話がありました。自分自身も絶対笑って終わりたいと思っていましたし、今日勝利できたことは大きかったと感じています。

残すところあと3試合。今後取り組んでいきたい課題について

まずは堅守の部分で失点を許してはいけないですし、今日の失点は自分たちのクリアミスから始まっているので、次戦、三菱重工浦和レッズレディース戦では絶対に得点は許してはいけないと思います。ゴール前のクオリティーに関しては、前半からチャンスはいっぱいありましたので、決めきれる力はもっともっと追求していかないといけないなと感じました。

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