2025.05.26 試合情報
【試合コメント】5月25日(日)なでしこリーグ2部第12節 vsJFAアカデミー福島
岩田純児監督
第12節アウェイvs.JFAアカデミー福島とのゲームは2-2のドローとなりました。
遠く福島まで応援にかけつけてくださった皆様ありがとうございました。
この試合の重要さを選手がよく理解し、ゲームに向けて高いテンションとモチベーションで入ることができました。
ゲームは立ち上がりから相手コートへ押し込む展開となります。
前半7分CKから14濱田が頭で合わせ先制に成功します。
しかしその後は相手の攻撃に合わせる時間帯が増えると、24分に相手CKからミドルシュートに寄せきれず失点してしまいます。
しかし、ベンチ選手も含め下を向くことなく、次やるべきことを共有しながら前半を闘いました。
追加点を奪うことはできませんでしたが、選手が主体性を持ちゲームを闘う責任感が出てきたのを感じました。
ハーフタイムでは、リスクを恐れずゴールに迫ろうと声をかけて、選手をピッチに送り出します。
後半立ち上がりより、人数をかけて相手ゴールに迫りチャンスを創出しましたが、後半10分にカウンターからゴールを決められてしまい逆転を許してしまいます。
勝ちに行くために選手たちが、リスクを恐れず勇気を持って攻撃に打って出た結果ですのでポジティブに受け止めています。
その後は引いて守備をする相手に対し、できるだけボールを動かしながら、相手が出てきた中央と、集結してできたサイドのスペースへの配球を増やし、攻撃の手数を増やしていきましたがフィニッシュの精度を欠き得点には至りません。
残り15分。メンバーチェンジでゲームを動かしに行くと、残り7分左サイド4八田のクロスが中央へ、そのこぼれ球を8山根が低い弾道のミドルシュート。これがゴール右角に決まりなんとか同点に追いつきます。
その後も動揺した相手に攻め続けるも、そのままタイムアップ。
勝点1を分け合う形となってしまいました。
絶対に勝とうと何度も言葉に出し選手と向かった重要なゲーム。
勝点3をとり順位を上げることができませんでした。
その中でも最後まで諦めることなく走り続けドローに持ち込めたのはチームとして明らかな成長を感じます。
まだまだオンとオフにおいて、軽さや、物足りなさを感じられる面もあるかと思います。
しかし、仕事、サッカー、私生活において、ディアヴォロッソ広島の選手として、1人のフットボーラーとして成長していく、ということを日々選手たちと共有しながら進んでいます。
なかなか勝利をお届けすることができませんが、選手たちが必死にプレーする姿を是非会場でご覧いただけると幸いです。
皆さんの記憶に残るような感動するゲームをお届けしたいと思います。
次節6/1(日)はホームで首位吉備国際大学シャルムを迎えての一戦となります。
勝って勝点3を必ずとる、というマインドでこの1週間しっかり準備していきます。
引き続き皆様のご声援どうぞよろしくお願いします。
ホーム会場でお待ちしています!
MF6 向井彩香
今日もたくさんの応援ありがとうございました。
リーグ戦も折り返しに入り、勢いに乗り少しでも順位をあげるための大事な1戦でしたが2-2の引き分けに終わってしまいました。
前半から全員がアグレッシブに前からプレスをかけ、前半7分にコーナーキックを獲得しそこから得点をすることができました。
ですが前半24分に相手にコーナーキックを与えてしまい、クリアしきれずこぼれ球を押し込まれ失点してしまいました。
失点してしまいましたが、下を向かず全員で前向きな声がけをしながら、焦らずボールを動かすことはできていたのでそこは良かったとこだと思います。
後半も自分たちのペースでポゼッションができている時間帯はありましたが、少しのパスミスでカウンターをされてしまい失点してしまいました。
今シーズンは得点があまりとれず、複数得点もまだありませんでしたが、逆転されてしまったあとも全員が諦めずにゴールに向かい2点目をとることができました。
お互いが負けられない1戦だっただけにとても熱い試合になりました。
修正するところは多いですがチームは少しずつ良くなっていると思うので次の試合に向けてまた全員で練習から気を引き締めていきたいと思います。
次節はホームで吉備国際大学Charme岡山高梁戦です。
前回の対戦では0-4と負けてしまった相手なので、勝ち点3をとって皆様と喜べるようチーム一丸となって戦います。
引き続き応援よろしくお願いします。