【試合コメント】6月14日（土）なでしこリーグ2部第15節 vs南葛SC WINGS

岩田純児監督

プレナスなでしこリーグ2部、第15節、南葛SC wingsとのアウェイゲームは、2-2の引き分けに終わりました。
このゲームはどんな形であれ勝利しなければならないゲームだっただけに悔しい結果となりました。

前半、選手たちが高い位置から連動してプレスをかけ、相手の自由を奪う理想的な入りができました。狙っていたショートカウンターからチャンスを創出し、前半終了間際には、背番号32 谷穂花がなでしこリーグ初ゴールを決めます。約25メートルの距離からGKの頭上を抜くループシュートで、チームに勢いを与える一撃でした。

後半に入ると、相手は3枚の交代カードを切って流れを変えにきます。
後方からのビルドアップがスムーズになり、試合のテンポも上がってきました。我々も攻撃のギアを上げ、サイドを起点に再三チャンスを作りましたが、55分の決定機はあと一歩届かず。その直後のゴールキックからのリスタートに対応が遅れ、カウンターから失点し、同点に追いつかれると、さらに76分には、左サイドでボールを失った流れから2失点目を許し、逆転を許してしまいます。

それでも、チームとしての“あきらめない力”はリーグを通して成長してきています。
逆転を許した中でも、前を向き戦い、84分セットプレーから背番号14 濱田が4試合連続得点となる値千金の同点ゴールを決めます。
苦しい時間帯に、チームを救うゴールとなりました。

最後の最後まで、勝利するため、勝点3を奪うために、全員がゴールに向かい続けました。
終了間際に得たコーナーキックからの猛攻もあと一歩。気持ちは前へ、勝利へ、ただそれだけでした。

対戦していただいた南葛SC wingsさんは12位とは思えない本当に素晴らしいチームで、簡単に勝利することが難しいゲームでした。
相手がどこにせよ、この引き分けは我々にとっては本当に悔しい結果と受け止めています。
勝点1にとどまった事実を、チーム全員で重く受け止め、次節に準備していきたいと思います。
下を向いている時間はありません。
この悔しさを、必ず次にぶつけるため、チームとして勝利への執念をもっと強く持ちたいと思います。

アウェイにも関わらず、会場にて
声援を送ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。
また、今回はYouTube配信での応援をしていただいた皆様も多くいらっしゃったかと思います。
いつもチームの結果を気にしていただきありがとうございます。
皆さんの声援が、選手たちの背中を最後まで押し続けてくれました。
次こそ、勝利の喜びを一緒に分かち合えるよう、また全力で準備してまいります。

引き続き、熱いご声援をよろしくお願いいたします。

GK1 秋庭未奈

本日もスタジアム、そしてYouTube配信を通して、たくさんのご声援をありがとうございました。
皆さまの応援は、どんな時も私たちの背中を強く押してくれています。

ここ数試合、勝ちきれない展開が続く中、「絶対に勝利を掴む」という強い気持ちで、この1週間チーム全体で集中して準備をしてきました。

特に、ここ数試合で無失点に抑えられていなかった分、「ゴールを守りきって勝利を掴む」という強い覚悟で、今日の試合に臨みました。

前半は自分たちのリズムを作りながら、攻撃への意欲も持ってプレーできたこと、そして終了間際に先制できたことは、とても大きな収穫でした。

しかし後半は、相手の狙いに対する対応が遅れ、自分たちの守備のリズムが崩れてしまいました。

その中で2失点を許してしまい、ゴールキーパーとして最後までゴールを守りきれなかったことが本当に悔しいです。

勝ち点1を積み上げたとはいえ、これで5試合連続の引き分けという結果には満足していません。。

現状に満足している選手は誰一人いません。
だからこそ、次節こそは自分のプレーで勝利を呼び込めるよう、日々のトレーニングから課題にしっかり向き合い、準備を積み重ねていきます。
そして必ず、無失点で勝ちきれるよう、全力を尽くします。

チーム一丸となって、1戦1戦に全力で挑み、目標に向かって突き進みます。
引き続き、温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。