この度、清村珠幸選手との契約を合意解除し、清村選手が6月30日をもって退団することになりましたので、お知らせします。
【名前】清村 珠幸(しむらみさき)
【ポジション】GK
【生年月日】2000年6月29日
【出身地】埼玉県
【コメント】
背番号16番 GKの清村珠幸です。
この度、ラブリッジ名古屋を退団することにいたしました。
日頃より応援してくださっている皆様には、シーズン途中の退団となり、また直接ご挨拶もできず、大変申し訳ありません。
夢を叶えるために、「苦手なビルドアップを学びたい!」の一心で、なでしこリーグ1部の優勝争いをし、なでしこリーグNo.1のビルドアップをするクラブという、レギュラーには一番険しい道のりだけど一番成長できる場所と考えて、選択したラブリッジ名古屋への移籍。
ここで過ごした1年間半という数字で見たら短い時間は、私にとってはとても濃い時間でした。
入団当初はビルドアップのレベルが違いすぎて、「私と同じチームになるのみんな嫌だよな。」など考えて、毎日泣いてばかりいた私が、今となっては利き足とは反対の左足でも自信を持ってビルドアップができるまでに成長できたのは、ラブリッジのみんなが基本から教えてくれたり、事前に声かけをしてくれたり、手を大きく広げて呼んでくれたり、たくさんカバーして支えてくれたお陰です。プレー中に私が気づけていないところでも、試合映像を振り返ると、色々なサポートをしてくれているみんなの姿があり、いつも感謝の気持ちでいっぱいでした。サッカー以外にも、みんなと笑い合えた日々は、とても楽しくとても嬉しかったです。本当にありがとう。
そして、なかなか試合に絡めずもがき続ける日々も、「試合に出てほしい選手!」と、応援してくださっていた皆様。
その期待に応えたい気持ちが、常に私の原動力でした。改めて、応援の力の凄さと有難みを感じられた期間でもあり、私はとても恵まれていたと思います。
本当にありがとうございました。
直近半年間は、コンディション不良をはじめ、クラブや応援してくださる皆様の力になるどころか、ご心配やご迷惑をおかけしてしまったことを、心からお詫び申し上げます。
ラブリッジのサッカーが大好きで、ここでみんなともっとサッカーがしたいもっと学びたい気持ちや、何一つ力になれずに離れることに申し訳なさを感じていますが、今までの結果や現在の状態、将来について考え、クラブと協議した結果、一度ここで区切りをつけることが、チームにとっても自分にとっても最善で、前に進むためには必要という結論にいたりました。
方法は変わるかもしれませんが、サッカーと生きたい気持ちに変わりはないので、まずは自分自身と向き合い、サッカーを純粋に楽しめる心身の回復から、再び『サッカーを通じて、子供たちからお年寄りまで、みんなが生きがいのある幸せな人生を送れるようにする』という目標に向かって走り出し、また笑顔で皆様とお会いできるように頑張ります!
歩む道が決まり次第、またご報告させてください。
最後に、
ファン・サポーターの皆様をはじめ、分からないことばかりの私に一から教えてくださったスタッフさん、何度も助けてくださったトレーナーさん、優しく熱心に対応してくださった病院の先生方、サッカー選手としてを最優先に考えてくださった雇用先の企業様、全力でサッカーと向き合えるようご支援くださったパートナー企業様、やりたいことをしなさいと背中を押してくれた家族、そしてチームのみんなに支えてもらってサッカー選手として過ごせた1年間半でした。
本当にありがとうございました!
失敗も後悔も涙も全部を糧にして、新しい道で強く生きていきます。
今後とも、朝日インテック・ラブリッジ名古屋をよろしくお願いいたします。
そして、みんなのなでしこリーグ1部初優勝と更なる発展をお祈り申し上げます。
またいつか会えますように。出逢えてよかったです。