「プライドリームス埼玉-トークフェスティバル2012
11日、さいたま市浦和コミュニティセンターにて『三国コカ・コーラプレゼンツプライドリームス埼玉トークフェスティバル2012』が開催された。『プライドリームス埼玉』は「スポーツで埼玉をもっと元気に!!」をキャッチフレーズに、埼玉県を代表するスポーツチーム(大崎電気ハンドボール部、大宮アルディージャ、埼玉西武ライオンズ、埼玉ブロンコス、ASエルフェン狭山FC、上尾メディックス、戸田中央総合病院ソフトボール部、浦和レッズ、浦和レッズレディース)によって2010年に設立されたもの。まず主催者を代表して、プライドリームス埼玉の代表理事である、浦和レッズの橋本光夫代表が挨拶。「埼玉をスポーツで元気にするために、皆さんと一緒に今後も取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いします」と述べた。続いて清水勇人さいたま市長が来賓を代表して登壇、「さいたま市、埼玉県全体を笑顔あふれる地域にするためにさらに頑張っていただきたいですし、私たちもそれを応援していきたいと思います」というエールをいただいた。そして、トークショーの第1部として、チームスタッフが壇上へ。浦和レッズからはホームタウン・普及部の内舘秀樹が参加した。土井敏之TBSアナウンサーが司会を務め、各チームのスタッフが現在の仕事をするきっかけや内容、チームに貢献していることを感じる瞬間などについて話を重ねて行った。内舘は今後の自身の夢について「来年から小学生のジュニアチームが初めてクラブにできます。将来、レッズで活躍できる選手を育てたいですし、一番、大きな夢は、レッズというチームとして、世界と戦いたいです」と話した。第2部は現役の選手が登場、トップチームからは永田充、レッズレディースからは土橋優貴が参加した。そしてストレス発散の方法、オフの過ごし方など、普段はなかなか聞くことのできない、選手たちの日常生活について披露する時間も。また、今シーズン、一番うれしかった試合について聞かれた永田はリーグ第2節、ホーム初戦の柏レイソル戦を挙げ、「アウェイの開幕戦で負けてしまった後のホームゲームで、多くのサポーターに来ていただいた試合でした。昨年の王者に勝てて、そこから勢いがついたので印象に残っています」と語った。同じ質問に土橋は「まだシーズン中で皇后杯の試合が残っています。次の試合を勝って、優勝を目指したいです」と気を引き締めていた。そして締めくくりには各選手に、今後の夢、目標を聞く時間が。土橋は「今年はカップ戦、リーグ戦ともに優勝できずに終わりました。まだ皇后杯が残っていますし、あと3試合、勝てば優勝できます。まずは1試合1試合、勝てるように頑張りたいです」と抱負を述べた。永田は「今年はリーグ3位になり、来年、ACLに出場することになりました。今年は天皇杯が残っていますし、もちろん、そこでは優勝を目指します。そして来年は、リーグ戦、ACLと、両方優勝できるように、今年から準備をしていって、最高の結果で終われるようにしたいと思っています」と力強く語った。選手たちが退場する際には会場に集まった多くの方々から万雷の拍手が起こり、今回のトークショーも盛況のうちに幕を閉じた。永田充「いろいろなスポーツをしている方々と話をする機会があって、気持ちとしては非常に新鮮でした。ほかのスポーツをしている選手の方々の、モチベーションの持ちかたとか、競技に対する姿勢も、参考になったところがありました。またこうした機会があれば、ぜひ、参加させていただければと思っています」土橋優貴「いろいろなスポーツをしている選手の方々の話を聞くことができて、楽しかったところもありました。こうしてほかの競技をしている選手と接する機会は普段あまりないですし、貴重な経験をさせてもらいました。これまであまりなじみのなかった競技もありましたし、実際に一度、見に行きたい、とも思いました。こうして競技の枠を超えて、たくさんの方々に知ってもらうというのは、良いことだと思いますし、また協力できることがあれば、していきたいと思います」【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
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