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10/18(土)に開催されました【2025プレナスなでしこリーグ2部 バニーズ群馬FCホワイトスター 戦】の試合結果をお知らせいたします。
試合結果
■試合名
2025プレナスなでしこリーグ2部第22節
■日時
2025年10月18日(土) 13:00キックオフ
■対戦相手
バニーズ群馬FCホワイトスター
https://whitestar-sportsclub.com/
■会場
前橋総合運動公園 群馬電工陸上競技・サッカー場(〒379-2107 群馬県前橋市荒口町437−2 前橋総合運動公園)
■結果
VONDS市原FCレディース 6-0 バニーズ群馬FCホワイトスター
得点経過
前半41分 櫻庭琴乃
前半45+1 小田川真奈
後半5分 今井美緒
後半22分 佐藤寿音
後半28分 佐藤寿音
後半39分 上田莉帆
■試合詳細
当日のメンバー等は一般社団法人日本女子サッカーリーグ公式ホームページから
なでしこリーグ公式HP:https://www.nadeshikoleague.jp/
■マッチレポート
前節優勝が決まったVONDSは、アウェイの群馬でなでしこリーグ最終節を迎えた。
第1節に0-1で負けを喫した群馬には負けられない。
#34今井は、第6節ぶりにスターティングメンバーに顔を揃えた。
群馬ボールでキックオフ。
開始直後は、長いボールを使いながら陣取り合戦が行われる。その中で中盤は競り合いやセカンドボールへの反応で群馬に勝り、徐々にペースを掴んでいく。
前半14分、相手DFからの長いボールを#2井上がクリアをすると、#32増田がプレスバックして#16櫻庭に落とす。前向きで受けた#16櫻庭は、ドリブルで前進。ペナルティエリア外から左足でミドルシュートを放ったが、GKにキャッチされ先制点には結びつかなかった。
前半18分、#11村上が背後のボールを処理しようとしたところ、相手FWと入れ替わってしまう。
これは#11村上自らスライディングで阻止。
その後2回連続CKを与えてしまうが、集中力高くアラートさを持って対応した。
前半27分、FKの場面で#30中村がファーサイドに蹴り込むと#11村上が頭で合わせる。
これは惜しくもゴール上のネットに乗り、中々先制点を奪えない。
相手陣地での時間が続きながらも、1つの判断ミスやパスのずれからゴール前まで迫ることができない。
しかし焦らず中盤の強度と反応速度でゴールに向かい続ける。
前半41分、ハーフウェーライン手前の位置からFK。キッカーは#30中村。
ゴール前にロングボールを送り込むと、競り合いが行われる。混戦の中、#16櫻庭の前にボールが落ち、振り向きざまに左足を振り抜く。これが勢いよくゴールネットに突き刺さり待望の先制点を奪った。また、サポーターが大きく掲げた旗「琴乃ゴール」の期待に応えてみせた。
前半45分、#5小田川のクリアを#32増田がキープしてこぼれたボールを#7佐藤が拾う。そのままスピードに乗って運ぶと、得意な左足の前に置き振り抜く。低弾道のパワーあるシュートは会場を沸かせたが、相手GKのセーブでCKに。
前半アディショナルタイム、CKのチャンス。キッカーは#2井上。少し巻かれたボールは#5小田川が頭で合わせそのままゴールに吸い込まれた。#5小田川は今季7ゴール目となり、追加点を奪った。
2-0で前半終了。
後半4分、#33上田のハイプレスでパスミスを誘発。#16櫻庭が前向きで奪うとカウンター開始。#32増田とのコンビネーションで相手を剥がすと、#7佐藤にパスを送る。ダイレクトで上げられたクロスに#34今井が頭で合わせる。相手GKの頭上を抜けてゴールネットを揺らした。#34今井は在籍5年目になるが、5年連続ゴールを果たし、今節の先発起用にもしっかりと応えた。
後半10分、#16櫻庭と#32増田に代えて#9武田と#20小池を投入。
システムを変更して前線がよりパワーアップする。
後半15分、#2井上かペナルティエリアへロングボールを送る。
右サイドにこぼれたボールを#20小池がクロス。ゴール前にいた#7佐藤が頭で合わせたが、ゴール左へと流れてしまった。
後半18分、群馬のコンビネーションからDFラインの背後へスルーパスが送られる。
#30中村が前に出てきてフロントダイブでキャッチ。失点は免れた。
後半22分、#17後藤のスローインから#7佐藤がペナルティエリアに侵入。ゴールを目指そうとしたところ、ファウルを受けてPKを獲得。これは#7佐藤自身がしっかり沈めて試合を4-0にする。
2位で入れ替え戦の可能性が残っている群馬は、果敢にボールを奪いに来るが、プレッシャーを怖がらずにボールは市原が握り、奪われても何度も一体感を持った守備で即時奪還して連続的に攻撃し続ける。
後半28分、約1分間の連続した攻守から、コンビーネーションで中央突破。そのタイミングで右サイドの#34今井へ。低めで上がったクロスは#7佐藤の足元へ。ゴールに背を向けた状態で受けた#7佐藤は自ら反転して左足を振る。相手に触れられたが、魂の入ったシュートはゴールへと吸い込まれていった。この日2ゴール1アシストの活躍で結果を残した。
後半36分、#34今井に代えて#24土谷を投入。この夏怪我に苦しめられた選手が一人戻ってきた。
後半38分、FKからカウンターを受けるが、#6城倉が長い距離をスプリントで戻して奪い返し、#33上田を起点にショートカウンター。#7佐藤が縦突破からクロスを上げる。#9武田のシュートが折り返しになり#33上田が頭で押し込み6点目を奪った。#33上田の久しぶりとなるリーグ得点にチーム全体が喜んだ。
後半43分、##33上田に代えて#23﨑山と#27河合を投入。#23﨑山も長いリハビリ期間からの復帰戦となった。
点差が開いても自分たちの基準は変えずに圧倒し続ける。
試合終了間際、自陣に押し込まれるも全員が集中してゴールには迫らせなかった。
6-0で試合終了。
様々なパターンから得点を奪い、強かに戦い続けクリーンシートで皇后杯に繋いだ。
チームは8連勝を記録し、リーグ最多得点、最小失点でなでしこリーグ昇格年度の幕が閉じた。
たくさんの応援ありがとうございました。