2025.10.19 お知らせ
【試合コメント】10月18日(土)なでしこリーグ2部第22節 vs大和シルフィード
岩田純児監督
プレナスなでしこリーグ2部 第22節、アウェイで行われた大和シルフィード戦は、2-1での逆転勝利となりました。
この結果により、今シーズンの残留を自力でつかみ取ることができました。
遠く神奈川県まで応援に駆けつけてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
試合は前半3分、不用意な形からの失点で非常に難しい立ち上がりとなりました。
それでも選手たちは慌てることなく、互いに声をかけ合いながら粘り強く戦ってくれました。
前半を0-1で折り返した時点でも、ピッチにもベンチにも「まだやれる」という空気があり、チーム全体に集中と落ち着きが感じられました。
後半に入り、11位の南葛SC wingsがリードしたという情報が入り、我々は「2点を取って勝つしかない」という現実が突きつけられました。
そこで4-4-2から3-4-3へのシステム変更を決断し、リスクを承知で前に出ました。
交代選手を含め、全員がその意図を理解し、ピッチ上でそれぞれの役割を全うしてくれたことが本当に大きかったです。
そして84分、左ウイングに移動した30番・東の正確なクロスを、14番・濱田が頭で叩き込み、待望の同点ゴールを奪いました。
そこからは一気に流れをつかみ、サイドからのクロスやロングボールで相手を押し込み、ゴール前で何度も決定機を作りました。
しかし、ホーム最終戦で負けられない大和シルフィードも、GKを中心に体を張った素晴らしい守備でゴールを許しませんでした。
迎えたアディショナルタイム、90+4分。
おそらくラストプレーとなるコーナーキック。
22番・中西の右足から放たれたボールがそのままゴールに吸い込まれ、劇的な逆転ゴール。
そして試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、ピッチは歓喜の渦に包まれました。
今日の勝利は、技術や戦術面だけではなく、最後まで諦めずに闘い抜くことの大切さを、チーム全員があらためて体現してくれた試合でした。
これまでも選手たちは、どんな試合もどんな状況でも戦い続け、最後の1秒まで希望を捨てずにプレーし続けてくれました。
そんな彼女たちに、最後の最後でサッカーの神様がほんの少しだけご褒美をくれたのだと思います。
また、サッカーだけでなく、チームのPR活動やSNSでの広報などにも全員が全力で取り組んでくれました。
メンバーに選ばれた選手もそうでない選手も、全員がチームのためにできることを考え、行動してくれた――そんなチームです。
監督として、心から彼女たちを誇りに思い、称えたいと思います。
そして、どんな時も支えてくださったファン・サポーターの皆さま、スタッフ、関係者の皆さまに深く感謝いたします。
この劇的な瞬間を皆さんと共有できたことを、本当にうれしく思います。
今シーズンの残りの公式戦として、11月8日から始まる皇后杯が控えています。
応援してくださる方々のためにも、最後の最後まで勝利を目指し、チーム一丸となって闘い続けたいと思います。
引き続きのご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。
GK1 秋庭未奈
遠いアウェイまで足を運び、温かい応援を送ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。
そして、現地には来られなくても、Xなどを通して試合の結果を見守り、応援してくださった皆さんも、本当にありがとうございました。
10月18日(日)の試合をもって、今シーズンのリーグ戦が終了しました。
まず、この場をお借りして、皆さんにお礼を伝えたいと思います。
どんなときも温かく見守り、声援を届けてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
皆さんの応援があったからこそ、私たちは自分たちの力でなでしこリーグ2部残留を掴み取ることができました。
本当にありがとうございました。
最終節は「勝てば自力で残留が決まる」という大切な試合でした。
1週間、勝つことだけを考えて準備を重ねてきました。
試合前は少し緊張もありましたが、全員が
今日、必ず勝って決めるという強い気持ちでピッチに立ちました。
開始早々の3分にコーナーキックのこぼれ球を決められ、追いかける展開となりました。
それでも誰一人下を向くことなく、必ず2点取って逆転しようという思いで、最後までハードワークし続けることができました。
なかなか得点が奪えず焦る時間帯もありましたが、後半39分にクロスから同点にすることが出来ました。
同点のままでは残留することが出来ないということもあり、その後相手のゴールに何回も迫り、終了間際のラストワンプレーのコーナーキックがそのまま入り、逆転することができました。
何度も挑み、諦めずにゴールを目指し続けた結果だと思います。
個人的には、無失点で勝ちきれなかったことが悔しいですが、チームとして逆転勝利できたことは本当に嬉しいです。
そして、最後まで背中を押し続けてくれた皆さんの応援が、間違いなく私たちの力になりました。
本当にありがとうございました。
次は皇后杯です。
このメンバーで1試合でも多く戦えるように、そして今よりさらに成長できるように、日々のトレーニングに励みたいと思います。
引き続き、応援よろしくお願いいたします。