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皇后杯 JFA 第47回全日本女子サッカー選手権大会 3回戦 vs 伊賀FCくノ一三重 試合後選手コメント

2025-11-23

高橋はな
「監督も言っていましたけど、やられるときは一瞬だ、というところです。それがトーナメントの怖さでもありますし、それを実際にやられてしまって負けてしまった、それがすべてだと思います」

 

(背後への狙いというところで、前半も後半も高橋選手からいい形につながりそうな部分は作れていたと思いますが、ピッチ状況のことなどもあり、決定機まではなかなか作れていなかったと思います)


「自分たちがやろうとしていることを出しながらも、ピッチや相手によって判断を変えていくというのは今までもやってきたところです。臨機応変に対応できた部分ももちろんありましたし、いい形でゴールまで迫れるシーンもありましたけど、そこから点が取れないときに何ができるか、それは選手がもっと考えてプレーできればよかったですし、チームでやっている精度のところをもっと高めていかなければいけないと思います」

 

(タイトルへの道がひとつ途切れてしまいましたが、残りのタイトルはふたつあります。そのふたつに向けてはどのように戦っていきたいですか)


「皇后杯で次がないという現実は、私たち選手もそうですけど、ファン・サポーターの方々にとってもすごく悔しいことです。この悔しさを絶対に忘れてはいけません。『次に生かす』と言うことは簡単ですけど、この次がない、ということは絶対に全員が心に持ち続けなければいけないと思います。でも、ここで何もしないのかと言えば、それは違うと思います。自分たちはもっとやらなければいけないことだらけなので、そこに向かってまた一からやり直したいなと思います」

 

(今日もファン・サポーターのみなさんがたくさん試合会場に来てくれました。その方々に向けて、メッセージをお願いします)


「皇后杯で結果を出せなかったことを本当に申し訳なく思っています。こうして石巻までもたくさんの方が駆けつけてくださったおかげで最後まで戦い抜けましたけど、そこで勝利を届けられなかったことが本当に悔しいですし、申し訳ない気持ちです。でも、またここから強くなるためにやり続けていくので、もっと厳しい言葉をかけていただけたらと思います」

 

 

伊藤美紀
「ピッチが悪い中でも、自分たちのつなぐサッカーをやろうというところはありました。後ろはうまく回してくれていたと思いますけど、前線のところで自分を含めて、いい攻撃の形やシュートまで行くシーンというのはいつもより少なかったかなと思っています。選手との距離感や個人で突破するところもそうですけど、コンビネーションのところが今日は少し足りなかったのではないかと、振り返ってみると感じます」

 

(3つのタイトルを目指していた中でのひとつが潰えてしまいましたが、ここからどのように改善していきたいですか)


「WEリーグのチームではないチームと対戦するときに、相手が気持ちで戦ってくるというところがすごく強かった中で、自分たちがその気持ちに対して気持ちでぶつかるところとそれをうまくいなすところ、それがバランス良くできていればというのが、結果論ですけどあります。まずは目の前の相手に負けないというところをどの大会、どの試合でもやっていかなければ、自分たちが勝利につなげていくことは難しいと、今日の試合を通してあらためて感じました。

残りのSOMPO WEリーグとクラシエカップがありますけど、WEリーグだからとかカップ戦だからとかではなく、本当に1試合1試合を勝つために、しっかり練習に取り組むところから、自分も気持ちを入れ替えなければいけません。そして、みんなでどういうサッカーを目指していくのかをもう1回しっかりと話して、また新たに気持ちを入れ替えて、みんなで戦っていければいいかなと思います。本当に死に物狂いで、残りの試合に向かっていくだけかなと思います」

 

(今日の試合も、レッズレディースのファン・サポーターの方々が多くいらしてくれていました。その方々にメッセージをお願いします)


「90分間、本当に力強い応援だったり鼓舞する声だったりがピッチには届いてました。私たちはいつもその声で、最後まで頑張れる力をもらっています。それに対して自分たちは結果でみなさんにお返ししたいと思っているので、今回の皇后杯はこういう結果になってしまいましたけど、残りふたつのタイトルはしっかりとみなさんと一緒に喜びを分かち合えるように頑張りたいと思いますので、引き続き三菱重工浦和レッズレディースの応援をしていただけたらうれしいです」