2025/26 SOMPO WEリーグ 第14節【MATCH PARTNER 三菱重工】 vsアルビレックス新潟レディース 試合後選手コメント
2025-12-20
【丹野凜々香】
「チームとしては年内最後の試合でしたし、絶対に勝って終わろうという思いはもちろんあった中で、個人としては早い時間に最初のチャンスでしっかり決めきれましたし、その後もチームとして得点を重ねて、1失点はしましたけど勝ちきれて良かったと思います」
(以前に「ファーストプレーが大事」という話がありましたが、その意味では最高の入りだったと思います)
「そうですね。試合が始まってすぐ、ルーズボールに先に触ったところとか、そういうところでの出足はチームの全員が早かったし、チームとして勢いを持って、入りもすごく良かったなと思います」
(ゴールシーンについてお聞かせください)
「島田(芽依)選手からいいボールが出て、そこで抜け出したところくらいからしか覚えていないですけど、キーパーと1対1になったときも、中の状況を見るぐらいには余裕があったので、しっかり股を狙って、決めきれてよかったと思います」
(タンチュリエ ローリー選手の加入後初ゴールをアシストしました)
「記念すべきファーストゴールをアシストできて、すごくうれしいです。練習からもあそこに速いボールを入れることをいつもやっていて、最近の試合ではなかなか中に届かないことが続いていたのですが、その中で今日のローリー選手のゴールがあったので、続けていきたい形ですし、本当にたくさんの選手が関わって取れたゴールでした。素早いゴールでしたし、良かったと思います」
(今シーズンはここまで6ゴールを決めていて、ご自身としても手応えのあるシーズンを送れていると思います。来年に向けての意気込みをお願いします)
「個人としては身体の調子もすごくいいですし、感覚もいいので、オフに入ってしまうのがちょっと残念だな、というのはあります。でも、気づいていないところで疲れているところはあると思うので、休みすぎず、来シーズンも得点とアシストを重ねられるように頑張りたいです」

【島田芽依】
「前半がはじまってから、全体的に人数をかけて攻撃することができました。その時間帯で1点を取れたことがすごく大きかったと思います。その後、前半でさらに点を取れればよかったですけど、自分たちの時間を増やしながら、後半も得点を重ねられたことは良かったと思います」
(マッチアップしたセンターバックの選手がすごく大きな選手で、最初にうまく崩してアシストできたのは大きかったと思います)
「対人が強い選手だと思いますし、その中で(丹野)凜々香がすごくいい抜け出しをしてくれました。相手の3バックのギャップはすごく意識しながら試合に入っていたので、そこを使えたのが良かったです」
(得点シーンについても振り返ってください)
「相手選手と並走していたので、前に入っていくか、後ろを取るかはすごく悩んだんですけど、今日は地面が濡れてたので、(タンチュリエ)ローリーも早いボール、いいボールをくれるかなと思って、相手の背後を取りました。そこにすごくいいボールをくれましたし、1回で決められたらよかったんですけど、いいところにこぼれてきてくれたので、決められて良かったです」
(いい形で今年を終えましたが、来年の戦いに向けてはいかがでしょうか)
「今日の試合でしっかりと複数得点して、勝って終われたことはすごく良かったと思います。年が明けてもまたいい試合ができるように、今日も失点してしまったりとか、悪い流れになったときとか、改善点はたくさん出たので、もう一度しっかりといい準備をしたいと思います」

【タンチュリエ ローリー】
「お待たせして申し訳ありませんでした。やっとゴールを決めることができました。ファン・サポーターのみなさんの前で自分の初めてのゴールを決められたのは本当に良かったです。何よりもチームメートのおかげだと思っているので、チームメイトに感謝したいと思います。ファン・サポーターのみなさんにはいつも素晴らしい雰囲気を作っていただいているので、それを含めて、感謝の気持ちとしてみなさんにゴールをプレゼントすることができて、良かったと思います」
(ゴールシーンについてお聞かせください)
「チームとして狙った形でしっかりビルドアップができて、島田(芽依)選手が丹野(凜々香)選手にいいパスを渡したところで、チームとしてもあの形は狙っていましたし、丹野選手がアーリークロスを上げることも分かっていましたので、自分はファーサイドに走り込んでいきました。そこに素晴らしいクロスが来たので、自分としてはただボールをゴールに押し込むだけでした」
(ゴール後の心境についてはいかがでしたか)
「自分としても、ゴールを決めたい気持ちはずっとありました。それを今日、この浦和駒場スタジアム、そして多くのファン・サポーターのみなさんの前で決められたのは、本当にうれしかったことです。チームメイトは自分のことを常に信頼してくれて、パスやアシストをしてくれていました。やっとみなさんの思いに応えることができ、そしてこの素敵なスタジアム、素晴らしい雰囲気の中でゴールを決められたのはファン・サポーターのみなさんのおかけでもあるので、それを少しでも分かち合えたらいいなと思い、ああいうパフォーマンスになりました」
(また、島田芽依選手への素晴らしいアシストもありました)
「高橋はな選手からいいボールがサイドに展開されてきたので、自分はそれをしっかりコントロールして、ゴール前を見たときにはスペースがありました。そのときには島田選手が必ずニアのスペースに入ってくるのは分かっていたので、そこをめがけてアーリークロスをうまく入れようと考えていました。以前も島田選手にアシストしましたけど、また今日もアシストすることができて、本当にうれしく思います」
(後半戦に向けての意気込みと、ファン・サポーターへのメッセージをお願いします)
「はじめに、シーズン前半ではみなさんからの応援にすごく力をもらえました。本当にありがとうございました。みなさんの応援のおかげで自分たちはベストを尽くすことができたので、ベストを尽くすことはこれからも続けていきますし、中断期間では自分たちの課題などを整理してレベルを上げて、後半戦が再開するときにはもっといいプレーをできるようにしますので、ぜひ今後ともサポートの声援をよろしくお願いします」

【伊藤美紀】
「1点目が結構早い時間に入ったので、チームとしては0-0よりは余裕を持った状態でプレーすることができました。入りとしてはすごく良かったと思いますし、後半にもしっかりと集中力が高いまま入れて、追加点を取ったところまでは良かったです。
でも失点の部分で言うと、もう少し連係や声とかで対応できたかな、と思います。最後まで全員で集中して守りきるところは、課題として残った試合にはなったとは思います」
(攻撃の部分では、効果的に相手の守備ラインを越えていくようなシーンを出せていたと思います)
「自分の得意なプレーとして、間で受けて前につけるところは特長として持っています。そこでチームにいい影響を与えられるように、というのはずっと考えてプレーしていました。ただ、後ろに落ちすぎると今度は前との距離が遠くなってしまったり、ディフェンスも連れて行ったりというところで、降りるタイミングやポジション、距離感というのはすごく意識しました。今日はすごく距離感良くできていたので、前とも後ろともいい距離感で、しっかりつなぎ目になれたかな、と思います。そしてそれだけではなく、サイドを使いながらも縦パスを入れたり、という使い分けをしていたので、特長という部分ではしっかり出せたかな、と思います」
(アンカーのポジションからスルーパスを出す場面が多く見られました。見ている人を驚かせるシーンも多かったと思います)
「スルーパスはいつも狙っています。今日はサイドの選手だけではなく、まど(櫻井まどか)などサイドバックの選手がオーバーラップしていたりとか、シャドーの選手が落ちるから裏が空いたりとか、相手は落ちてくる選手に食いつく傾向があったので、その背後はずっと狙っていました。それが今日は結構出せたかなと思うので、あとはもう少し強く出せたら味方に届いたかなとか、そういう細かい部分は調整が必要かなと思いましたけど、どんどんそういうプレーを出せていければいいんじゃないかな、と思いました」
(今日はINAC神戸レオネッサが引き分けて、首位との勝ち点差が3になりました。この後は中断期間もあって、キャンプなどもあると思いますが、どういうことを大事にしていきたいですか)
「まずは守備からというところで、前からしっかりはめてボールを奪う部分では、前半は少しうまくいかないながらも個人個人で勝てていたところはありましたけど、チームとしてしっかりといいポジションを取りながら全体にはめにいくところをもっとできるようにしていきたいです。
あとはそこからの攻撃で、いい距離感でいるとそれが攻撃にもつながっていくと思うので、そこのクオリティーをどんどん上げていきたいと思います。今日の試合でもそれがしっかりと出ている部分はたくさんあったと思うので、本当に細かい部分の質をもっと高くできるよう、年明けからみんなでまたやっていければ、しっかりと積み上げていけるんじゃないかな、と思っています。本当に負けられない試合がずっと続くので、しっかりみんなで頑張っていきたいなと思います」
