Player's Column “圏外”の悔しさから学べたもの、伊勢はなが得たタイトルへの“熱”
2026-02-28

「バックアップと言われたときはすごく悔しくて」
2026年2月、ユースから昇格し、正式にトップチームへと加入した伊勢はなは、そのわずか2週間後に起こった事象をそう振り返った。
2月15日、WEリーグ再開となったサンフレッチェ広島レジーナ戦。
レッズレディースは、選手のコンディションの影響もあり、19人の帯同メンバーを連れてアウェイ、広島へと乗り込んでいた。
ベンチに入れる人数は、スタメンの11人に加え、リザーブの7人。
結果的に試合メンバーから外れたのは伊勢だった。
同じく遠征に帯同していた同期加入の原田真心、小泉恵奈のWEリーグデビューをスタンドから見守り、さすがに「悔しい思いが強かった」という。
だが、試合前後の先輩たちの振る舞いによって、このチームで戦っていく上で大切なことに気付かされた。
「試合前に先輩たちから『今日はよろしくね』と言われたり、終わった後に『(負けてしまって)ごめんね』と言われて。バックアップの自分のことも考えて、先輩たちは出ない人の分まで戦ってくれているんだなと分かりました。だから、どんな立場からでもチームが勝つためにできることはあるのかなと感じて」
だからこそ伊勢は、まずは「一喜一憂しないこと」を大切にし、日々のトレーニングで、自身が成長することにフォーカスしている。
遠回りのようで、それがチームに貢献するための近道であることがわかっているからだ。
「WEリーグで対戦するFWの選手たちは、速かったり、強かったり、個が強い人ばかりだと思うので、自分は守備が苦手なんですが、もっともっと成長して強くしていきたいです」
その上で目指すのは「世界の高いレベルで戦っていけるセンターバック」だ。
そして、同時に“タイトル”への思いも強くしている。
「この1カ月弱でもトップチームの一員として過ごさせてもらって、もちろん加入したときには、優勝を目指すと言っていましたし、目指していたんですが、ほかの先輩たちとの熱意では同じくらいのものを持てていなかったのかなと正直に思いました。でも、いまリーグ2試合が終わって、先輩たちの優勝に対する気持ちとかがすごく伝わってきて、自分ももっと優勝に対して貪欲になれましたし、チームのためにできることをやって、優勝を目指したいです」
背番号33の長身DFは熱を伴った口調でそう話した。
(文・写真/OMA)

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※この原稿は、レッズレディースパートナーであるStoryHub社のプロダクトを活用し、人とAIが共創して作成させていただいております。
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