3/28 マイ仙台戦 Match Preview
2026-03-27
2025/26 WEリーグ クラシエカップ グループステージ第6節・三菱重工浦和レッズレディース戦から中6日。セレッソ大阪ヤンマーレディースは、マイナビ仙台のホームに乗り込み、2025/26 SOMPO WEリーグ第17節に挑む。
直近の1ヶ月は4週連続でクラシエカップのグループステージを戦ったセレッソ。グループCを4勝2敗の首位でノックアウトステージ進出を決めると、準決勝の相手はRB大宮アルディージャWOMENに決定。12日に行われる第1戦をホーム、19日に行われる第2戦をアウェイで戦い、29日に開催されるファイナルを目指す。新体制1年目の今シーズン、タイトル獲得を目指して最後まで緊張感のある戦いができることはこの上ない喜びだ。チームも選手個々も成長を続けて準決勝、決勝に挑みたい。そのクラシエカップのノックアウトステージを戦う前に、ここから2週はリーグ戦の試合が続く。ベスト4進出を果たした皇后杯も含め、カップ戦では勝負強さを発揮している一方、ここまでリーグ戦では4勝3分9敗の勝点15。順位としても9位に留まっているだけに、ここからのラスト6試合は一戦必勝の精神で臨み、少しでも順位を上げていきたい。
マイ仙台とは今シーズンの開幕戦で激突。初戦特有の硬い90分となった中、両チームが好機で仕留め切れず、0-0で終了。勝点1を分け合う形で終わった。そこからセレッソはカップ戦で躍進を遂げ、マイ仙台も堅い守備をベースに勝ち切る強さを発揮し、リーグ戦では現在4位。両チーム、実りのあるシーズンを送っている。今節に向けて脇阪麗奈は、「1点勝負になると思うので、攻守両方でゴール前は今まで以上にしっかりやっていきたい」と話す。直近の数試合は両チームとも守備の安定は見られる一方、得点力に課題を抱えている。それだけに今節は先制点が大きなウエイトを占める試合になる可能性が高い。セレッソとしても、球際に強く行く守備は継続しながら、どう点を取るか。得点力が求められる。「最近はCKからしか取れていないので、流れの中から取りたい。クロスから、中央からの突破、背後を狙う形など、得点パターンを増やしていきたい」と話すのは百濃実結香。自身としてもここ数試合は良い形でシュートを迎える場面は多く、抜け出しやクロスに飛び込む形などゴールに向かう過程では素晴らしい動きを見せているだけに、今節は「決め切ること。得点を取りたい」と結果につなげる思いは強い。
「ここ数試合、前の選手が取れていない現実はあります。シュート数で上回っても、枠に入っているシュートは少ない。ゴールにつながるプレーが1試合を通して少ないと感じているので、もっと出していきたい。シーズンの最初に比べるとやれることは増えて、ボールを持てる時間も多くはなっているけど、そこからどう崩すか、いつ攻めるか。そこは意思の疎通を合わせてやっていきたいです」。宝田沙織はチームの現状について、このように話す。今節はU-20日本女子代表に選ばれた田子夏海、新井萌禾、名和咲香が不在。「高い位置で味方が上がる時間を作ってくれたり、前ではがしてシュートを打ったり、相手にとって脅威になっていた」(松田監督)田子が抜ける前線は、選手の配置も含めて注目だ。直近の浦和戦で印象的なプレーを見せた16歳のストライカー・池田柚葉にも期待したい。チーム全体として仙台の堅守を破るべくゴールへの意欲を出していきたい一方、リーグ戦の前節・アルビレックス新潟レディース戦では、前への矢印を押し出す分、背後が疎かになって失点を重ねた。攻守のバランスも大事になる。マイ仙台もU-20女子日本代表に選出されたストライカーの津田愛乃音が不在。その分、矢形海優にボールが集まることも予想される。両サイドからのクロス、さらには井上陽菜からのホットラインに警戒したい。
リーグ戦としては5週ぶりとなる今節に臨むにあたり、松田監督は、「1試合1試合にこだわることは、リーグ戦でもカップ戦でも全く変わりません。我々が成長するために必要な機会。そのための1試合です」と話す。まさに目の前の一戦に力を出し切ることで、チームも選手も“未来”への糧が得られる。攻守に躍動し、勝点3を、さらにその先にある成長を目指す。
Q:ここ数試合、守備の意識は高まってきましたが、今節は勝つためにどうゴールを奪うかもテーマになります。どちらかにフォーカスすれば、どちらかが疎かになるという難しさもある中で、攻守両面でレベルを上げていくことが強いチームになるためには欠かせない?
「どう点を取るかは、今のチームの課題です。まだできていない部分もありますが、トレーニングで守備を意識すれば攻撃も高まっていくし、攻撃力が高まれば、守備もしっかりやるようになっていくものです。攻守はつながっているので、トレーニングからやっていけば、できていくはずです。ゲームでは、トレーニングで起きていることが起こるので、やり続けていくしかないと思っています」
Q:マイナビ仙台とは開幕戦以来の対戦となるが、相手の印象について
「前にはスピードがある選手がいるし、ゴールを貪欲に目指す選手もいます。ボールを動かす部分にしても、ほぼ決まったメンバーで戦っている分、少しずつ高まっている印象です。センターバックはヘディングが強く、体を張れる。安定していると思います。その守備をどう破っていくか。クロスだけでもないし、背後を取るだけでもない。色んな選手が絡んで色んな形でゴールを目指していきたいです」
Q:カップ戦では皇后杯、クラシエカップと勝利を重ねている一方、リーグ戦ではここまで4勝です。リーグ戦も1試合でも多く勝利を増やしていきたい?
「そうですね。残り試合数も少ないですし、一つでも多く勝って順位を上げていきたいです。1試合1試合にこだわることは、リーグ戦でもカップ戦でも全く変わりません。我々が成長するために必要な機会。そのための1試合です。選手が減っている状況ですが、どう工夫して戦うか。ただし、まずは最低限、しっかり戦わないと話になりません。(クラシエカップの)アウェイ新潟戦、アウェイ浦和戦では、いい形で勝利できたし、体を張って戦っている姿も伝わってきました。それをベースに、次の試合も戦っていければと思います」
Q:今節、出場すればWEリーグ通算100試合です。WEリーグ発足以降、1試合しか欠場していないことになります。自身ではどのような思いでしょうか?
「どのチームにいても試合に出続けることは大切なこと。自分に長けた特長はありませんが、毎シーズン、ケガ無くシーズン通して戦えていること、自分と向き合い続けた結果だと思うので、それを証明できて嬉しいです」
Q:自己管理について
「食事や睡眠、練習前に早く来て準備することなどは今シーズンも続けていますが、年齢が上がってきて、疲労が抜けにくいことは今シーズンになって感じているので、食事や睡眠など私生活もさらに試行錯誤して変えていかないといけないと感じています」
Q:同期である“99年組”(宝田沙織、筒井梨香)の存在について
「ピッチの中でも外でも、2人はいてくれるだけでありがたいので、助かっています」
Q:マイナビ仙台にもセレッソでの同期、“99年組”の矢形海優選手、井上陽菜選手がいます。今節へ向けた意気込みをお願いします
「開幕戦以来の対戦ですが、マイナビさんは失点が少ない。1点勝負になると思うので、(攻守両面で)ゴール前は今まで以上にしっかりやりたいです。ひな(井上)とは開幕戦でもボランチ同士でバチバチやりましたが、今回はポジション的にも、よりかみ合うと思うので、負けないように頑張ります。やかち(矢形)にも点を取られないようにチーム全員で守ります」