FINASH

3/28 マイ仙台戦 Pick Up Player【脇阪麗奈選手】

2026-03-27


今節、ピッチに立てば、WEリーグ通算100試合出場となる脇阪麗奈。WEリーグ創設初年度の2021-22シーズンはノジマステラ神奈川相模原でプレー。翌2022-23シーズンはINAC神戸レオネッサに移籍すると、セレッソ大阪ヤンマーレディースがWE参入を果たした2023-24シーズンに復帰して今季が3シーズン目。計5シーズンで欠場した試合はわずか1試合。前節、WE創設から全試合出場で100試合を達成した大賀理紗子成宮唯伊藤美紀(大賀は100試合連続フル出場)に続く4人目の大台到達となった。

ケガの予防や体調を崩さないといった自己管理に加え、少々の痛みならプレーする「負けず嫌いな性格」(脇阪)も数字を積み重ねてきた要因。「毎シーズン、ケガ無くシーズン通して戦えていること、自分と向き合い続けた結果だと思うので、それを証明できて嬉しいです」(脇阪)と誇らしげに語る。また、北野誠監督、朴康造監督、鳥居塚伸人監督、そして松田岳夫監督と、これまでプレーしてきた3クラブ計4人の指揮官から常に起用され続けてきたからこそ達成できた数字でもある。今季から指揮を執る松田監督は脇阪について、「自分がもっている力をストレートにグラウンドで表現できる選手。プレーの質はもっと高めていかないといけないところはあるけど、波がないし、こちらが要求することはやり切ってくれる。相手としたら嫌だと思うし、我々指導者にとっては頼りになる選手」と賛辞を送る。

アカデミー時代も含め、レディースの初期から切磋琢磨してきた“99年組”の宝田沙織筒井梨香も同期の大台を祝福する。「サッカーをやっている中で、ケガせず出続けることは難しい。凄いなと思うし、尊敬します。よく食べるし、睡眠も小学生かな?と思うぐらい、早く寝る(笑)。普段から健康的な生活を送っているので、それがパフォーマンスの安定にもつながっていると思います」(宝田)。「どのチームでもスタメンを取ることは、麗奈のストイックさやサッカーに対する思いの強さだと思います。それが100という数字にもつながっていると思います。150は飛ばして、次は200まで!一緒に頑張りましょう!(笑)」(筒井)。今節の相手、マイ仙台にもセレッソでの同期、矢形海優井上陽菜が存在する。まさに脇阪の節目を祝うにふさわしい相手だ。

最近はトップ下でプレーしている背番号10。走力を生かした背後に抜ける動きに加え、守備では相手のパスコースを消しながら、前からガツンと奪いに行ける強みを発揮。攻守のスイッチ役として機能している。今節もマイ仙台のボールの出どころである井上にプレッシャーをかけること、奪って素早くフィニッシュに向かうこと、さらには、マイ仙台の得点源である矢形へのパスを遮断したい。「責任感が強く、先頭に立ってチームを引っ張ってくれる」(筒井)レディースの大黒柱。積み重ねてきた軌跡、そこから進む新たな一歩を勝利で飾りたい。