浦和レッズ後援会主催の「浦和レッズレディース-2

5日、一般社団法人浦和レッズ後援会主催の『浦和レッズレディース激励会』がさいたま市内のホテルで開催され、レッズレディースの選手やコーチングスタッフが参加しました。

会の始めに、浦和レッズ後援会大貫充理事長からの激励の挨拶があり、その後、浦和レッズの立花洋一代表が参加された方々へ、日ごろの感謝と今シーズンに向けた決意を伝えました。そして、新藤信夫さいたま市議会議長から乾杯の挨拶があった後、選手たちは、集まった106人の後援会員のみなさまと歓談をしたり、プレゼント抽選会を行ったりして交流しました。また、今季から指揮を執る森栄次新監督と3年目のキャプテンとなる柴田華絵が後援会のみなさまの支援に対する感謝と今シーズンの意気込みを述べました。

会の中で、後援会による2018年シーズンの健闘を称える「レディース賞」の表彰が行われ、菅澤優衣香が受賞しました。また、この日に合わせて、浦和レッズ後援会より、2018シーズンをもってトップチームの現役を引退した平川忠亮(現浦和レッズユースコーチ)に「特別功労賞」が贈られました。

【立花洋一代表挨拶】
「2月1日から、前任の淵田代表に替り、非常に責任が重く、注目度の高い浦和レッズの代表としてがんばって参る所存でございます。日頃から、レッズレディースの選手ために色々な意味でお世話になっています後援会員、パートナーのみなさまにあらためてお礼申し上げます。まず、ここにおります森新監督は、実績も申し分がない、名将だと思っております。シーズン前の予想では、日テレ・ベレーザINAC神戸レオネッサが優勝するのではないかという声もあります。しかしながら、私はここにいるメンバーが心を一つにして、一致団結すれば必ずタイトルが獲れると思っています。ここにいるメンバーですが、何人日本を代表する選手がいるでしょうか。各年代の代表にも多くの選手を輩出しています。ユースやジュニアユースの選手たちが日々一生懸命トレーニングをしています。この中からも、日本を代表する選手が数多くでています。それが浦和です。浦和という名のもとに戦う、この選手たちをぜひ応援していただければ幸いです」

【森栄次監督挨拶】
「今シーズンから指揮を執ることになりました森と申します。まだトレーニングを開始してから4、5日しか経っていませんが、選手たちは色々な場面で積極的に、アグレッシブにやってくれていて、とても好感を持っています。レッズレディースはがんばる、走る、諦めないというイメージを私は持っています。それが今までのレッズレディースの強さだと感じています。その中に、少し違った風を吹かせ、みなさまが期待するサッカーや成績がだせるようにがんばっていきたいです」

菅澤優衣香挨拶】
「このようなすばらしい賞をいただくことができ、とても嬉しく思っています。昨シーズンはチームとしては、リーグ4位、そして皇后杯も準決勝で敗れてしまい、とても悔しい思いをしました。今シーズンは、リーグや皇后杯、カップ戦も含めて優勝できるようにがんばりたいと思います。また、6月に女子ワールドカップもありますので、ケガをせずに、まずはメンバーに入れるようにがんばります。最終的には優勝をして、みなさまにすばらしい色のメダルをお見せできるようにしたいです。今シーズンも応援よろしくお願いいたします」

柴田華絵挨拶】
「本日はこのようなすばらしい会に招待いただき、ありがとうございました。普段なかなかみなさまとこういう形でお話しすることがありませんので、今日はとても楽しい時間となりました。今シーズンは森新監督のもと、選手、スタッフが一丸となり、リーグ優勝を目指してピッチで必死に戦いたいと思っています。みなさまのご声援をよろしくお願いいたします」

【平川忠亮挨拶】
「このような会にご招待いただき、誠にありがとうございます。そして、このようなすばらしい賞をいただき、嬉しく思っています。トップチームに17年間在籍させていただき、その17年間、みなさまと共に数多くのタイトルを獲ることができました。しかし、みなさまにご心配をおかけして苦しいシーズンもありました。その中で、良いときだけではなく、苦しいときも共に闘っていただきました。そのことは決して忘れはしません。本当に感謝の気持ちしかありません。私はいま、浦和レッズユースのコーチとして、子供たちを指導しています。この先、トップチームの監督になることを夢見て、まずは浦和レッズの未来を担う子供たちに責任をもって指導していきたいと思っています。みなさまの引き続きのご支援をよろしくお願いいたします」