『第21回交流サッカーフェスティバル』に、レディ

6日、埼玉スタジアムの第3・第4グラウンドで、埼玉県障害者交流センターが主催する『第21回交流サッカーフェスティバル』が開催され、レッズレディースから乗松瑠華松本真未子の2選手と柳田美幸コーチ、ハートフルクラブからは神野真郎コーチ、石黒琢也コーチ、伊藤健太コーチ、永井良明コーチ、島田武虎アシスタントコーチが参加し、17団体28チーム、約300人の参加者の方々と、サッカーを通じて楽しい時間を過ごしました。

交流サッカーフェスティバルは、埼玉県内の知的障がい児・障がい者のサッカーチームに対し、日ごろの練習の成果を発揮する機会を提供すると共に、参加者同士の交流とサッカーの普及を図ることを目的に、埼玉県障害者交流センターの主催で毎年開催されています。

当日、主催者である埼玉県障害者交流センターの大森明紀所長から挨拶があった後、各コートでフットサルの試合が始まり、レディースの選手、コーチとハートフルクラブのコーチたちはその中に加わり、参加者のみなさんと楽しく交流を図りました。イベントの最後には、レッズレディースの選手、コーチと、ハートフルクラブのコーチたちから各チームの代表者に記念品が手渡され、『第21回交流サッカーフェスティバル』は終了となりました。

乗松瑠華
「子どもたちはとても元気でした。大人の方々はすごい迫力でした。今日はレッズレディースの練習とはまた違った楽しさがありました。それぞれのレベルに合わせる難しさはなく、むしろ本気を出してプレーしていました。参加していただいたみなさんには、これからも、サッカーを楽しむことを忘れずにボールを追いかけて欲しいと思います」

松本真未子
それぞれのチームにはエースがいて、とても頼もしく、いいボールもたくさん出してくれて、楽しくサッカーができました。みんなサッカーが好き、ボール遊びが好きで、純粋に楽しんでいるなあと感じましたし、それはとてもいいことだと思いました。私たちは勝負にこだわり、つい原点を忘れがちになっているかもしれません。それを思い起こしてくれる力が今日の子どもたちにはあると感じました。また参加したいと思います」

【石黒琢也コーチ】
「毎年参加させていただいて感じることは、みんな元気に一生懸命ボールを追う姿を見て、自分自身がとても刺激を受けるということです。個人も、チームも、それぞれ個性があります。自分たちが一緒にプレーして、両方のチームの選手たちが楽しめるように、そして一生懸命プレーできるようにサポートすることを心掛けています。ハートフルクラブはいろいろなところで様々な活動をしています。どこかでまた会うこともあると思いますが、そのときにも今日のように一生懸命、楽しく取り組んでほしいと思います。これからも、浦和レッズ、浦和レッズレディース、そしてハートフルクラブの活動を応援していただけると嬉しいです」