2018プレナスなでしこリーグ表彰式

5日、東京都新宿区のホテルで『日本女子サッカーリーグ30周年記念式典』および『2018プレナスなでしこリーグ/2018プレナスチャレンジリーグ表彰式』が行われ、レッズレディースから正木裕史監督、菅澤優衣香が出席しました。また、安藤梢がゲストとして、30周年記念式典での歴代MVP受賞者によるトークショーに出席しました。レッズレディースの2018プレナスなでしこリーグ1部の成績、受賞は下記になります。

【レッズレディースチーム成績】
4位勝ち点299勝2分7敗得点22失点20得失点差+2

【受賞】
なでしこリーグ1部ベストイレブンFW菅澤優衣香
なでしこリーグ1部フェアプレー賞

【正木裕史監督】
「先ほど、なでしこリーグ3位までの表彰が式典でありましたが、最終戦でノジマステラ神奈川相模原との試合に勝利しただけに、その前のホーム最終戦での敗戦が悔やまれます。この1年積み重ねてきた結果がこの順位だと思いますので、この悔しさをもとに、皇后杯に向けてやっていきたいと強く思いました。また、戦う、というところを選手が全面にだしプレーしていた中で、それがフェアプレー賞につながったということはとても良かったと思います。今シーズン、スタートするに当たってタイトルを取ろうとしていた中でそれができなかったことはとても悔しいですが、その中でも選手たちは毎日トレーニングを一生懸命やってくれていました。今も選手たちは前向きにトレーニングをしてくれていますので、最後こそは、皇后杯のタイトルを取れるように準備していきます」

菅澤優衣香
「なでしこリーグが設立30年目ということで、歴代MVPの方などがいらっしゃり、とても豪華な式典でした。まずフェアプレー賞については、ファウル数が試合を通して少ないということは良いことだと思いますし、その中でもチームはアグレッシブに戦えているので、その点は今後も引き続きやっていきたいと思っています。ただ、フェアプレー賞だけではなく、優勝をしてチーム全員でこの式典に出席したいと思いました。そしてベストイレブンについては、連続で選んでいただき嬉しく思います。チームのみんながいて、自分の結果がついてくるものだと思うので、個人ではなく、チーム全員で取った賞だと思っています。今回だけではなく、来年、再来年も選んでいただけるようにがんばりたいですし、フォワードの選手なので、得点王はしっかりと狙っていきたいです。今シーズン前期はうまくいき、後期はそうでなかった部分については修正していかなければいけませんが、リーグ最終戦はレッズレディースらしいサッカーで勝利することができました。チームで元旦に試合ができるように、タイトルが取れるように、1試合でも多くみんなと試合ができるようにしていきたいので、ファン・サポーターのみなさんには応援していただきたいです」

安藤梢
「記念式典ということで、私が憧れていた方たちと一緒にいてとても緊張していました。歴代のMVP受賞者ということで来られていた方たちは、私が小学生のときに見ていた選手たちですし、その方たちに会うことができとても嬉しかったです。フェアプレー賞については、本当は優勝をしてチーム全員でここに来たかったですが、この賞を受賞できたことは誇りに思いたいです。今シーズン、後半はなかなか勝ちきることができず苦しい部分もありました。技術的にも、気持ちの面でもまだまだ足りないのだと思います。このリーグ戦の悔しさを次の皇后杯にぶつけたいと思います」