齊藤と加藤、トップチームの大谷と野崎が「夢の

14日、埼玉県の取り組みである埼玉県青少年夢のかけ橋事業「サッカー選手になろう!」が、浦和駒場スタジアムで開かれ、浦和レッズの大谷幸輝、野崎雅也、レッズレディースの齊藤あかね加藤千佳、さらにハートフルクラブの落合弘キャプテンを初めとするコーチ陣が参加して、県内の小学4年生から6年生80人と雪の降る中、サッカーを楽しんだ。初めに、スタジアムの室内ウオーミングアップ場で落合キャプテンの講話が約30分行なわれた。その中で落合キャプテンは、自身が日本代表チームのコーチだったころのエピソードを披露し、昨季コンサドーレ札幌で現役を引退した中山雅史さんが、ランニング中、井原正巳さんと1位を争って最後にはヘッドスライディングでゴールしたことを話した。そして、「勝ったときには、全力でガッツポーズをしていた。あれがやっぱりゴンちゃんだよね。あれはすごいシーンだったと思う。彼らはちょっとしたそういうことにもこだわり、一生懸命取り組んでいる。だからみんなも一生懸命やってください」と、子供たちに語りかけた。続いて、室内でウオーミングアップを兼ねて、じゃんけんを取り入れたゲームやパス交換などを行なって、体を動かした。この中で大谷ら選手たちは、積極的に子供たちに声を掛け、彼らとの距離を縮めていた。特に野崎は、2人組を組んだ男子に「髪の毛、さらさらやな!髪、さらさらっやな!」と、『いじる』コミュニケーションを見せ、その男子の笑顔を引き出していた。その後、約20分、雪の降るスタジアムのピッチでゲームが行なわれた。子供たちは、白銀のピッチという貴重な環境の中、トップアスリートと一緒にプレーし、スライディングなど全力のパフォーマンスを見せ、サッカーを十分に楽しんでいた。【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】