プレナスなでしこリーグ開幕記者会見

プレナスなでしこリーグ2013の開幕を5日後に控えた本日18日、東京都文京区のJFAハウスで開幕記者会見が開かれ、レッズレディースからは手塚貴子監督とキャプテンの後藤三知が出席して、それぞれ抱負や意気込みを述べた。会見は、プレナスなでしこリーグ2013とプレナスチャレンジリーグ2013の合同記者会見という形で行なわれ、なでしこリーグに参加する10チームの監督とキャプテン、チャレンジリーグに参加する16チームの監督が壇上に設けられた席についた。会見の中では、今シーズンへの抱負や意気込みを述べる時間が設けられ、レッズレディースの手塚貴子監督は、「今シーズン、チームはとても若いチームになりました。この若いチームでタイトルを目指します」と力強い抱負を述べ、キャプテンの後藤三知は「これまで浦和レッズレディースで活躍された多くの選手がいて、今の私たちがあります。これからレッズレディースの新たな歴史を築いていけるように1試合1試合を戦っていきたいと思います」と、その思いを口にした。また集まった約60人の報道陣からの質疑応答では、「INAC神戸の3連覇を阻む上でのチームのストロングポイントは?」という質問がなでしこリーグの各監督に投げ掛けられ、手塚監督は「優勝は一戦一戦の積み重ねが大切です。そのために選手の特長を出せるサッカーをしていきたいと考えています」と述べていた。最後にフォトセッションを行なった後、監督や選手たちはミックスゾーンでの取材を受けて、会見場を後にした。レッズレディースの開幕戦は、3月23日(土)13時から、浦和駒場スタジアムスペランツァFC大阪高槻と対戦する。【会見を終えて】手塚貴子監督「記者会見はほどよく緊張感もあり、いよいよ戦うんだなというわくわく感がありました。他チームの選手や監督さんともご挨拶させていただいて、いよいよだなと感じています。 ここまでは基本的なことに取り組んできました。まだまだ完成形ではないですけど、一戦一戦、これからまた積み上げていくことを考えていますし、開幕戦でここまでやってきたことを試すことを考えていますし、私自身選手たちに期待をしています。 ファン・サポーターのみなさん、本当に若いチームになって、この若いチームでタイトルを目指します。ぜひ、応援をよろしくお願いいたします」後藤三知「記者会見を終えて、あらためてこれから始まるなという気持ちになりました。 ここまでは監督が替わられて、早い始動で一歩一歩、歩んできたと思っています。個人的にはキャプテンになって立場が少し変わりましたが、選手として成長したりチームに貢献したりということは変わりません。その中で全体がよりまとまっていくこと、試合で結果を出すというところにさらに何ができるかということで、チャレンジであり、今は学びの連続の毎日です。 試合で勝つためにはゴールが必要ですし、私自身ゴールへのプレーを担っています。そうした結果を出せるように日々トレーニングをしていくことが大切だと思っています。ただゴールはチームで生むことができるのが大切だと思っているので、みんなで積み重ねていきたいと考えています。 開幕戦は、Jリーグもない週で迎えることができるので、スタジアムに多くの方が足を運んでくださったら、私たちがチャレンジしていくという姿勢を見ていただけるように頑張りたいです」【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】